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アシックスがこの度、世界の人々における運動とメンタルヘルスの関係性を調査した「ASICS State of Mind Index(アシックスステートオブマインドインデックス)」を公開。世界16カ国、37,000人に調査した結果、運動がメンタルヘルスに及ぼす影響が浮かび上がってきました。

アクティブな人々とそうでない人々の差は?

調査ではポジティブな精神状態を10項目に分類しスコア化(※1)。その結果、運動時間が週150分以上のアクティブな人々の平均スコアは100点満点中68点で、運動時間が週30分未満の非アクティブな人々の平均スコアは56点となりました。


Inactive:週30分未満の運動/Fairly active:週30~149分の運動/Active:週150分以上の運動

※1 10の認知的および感情的特性(冷静さ、しなやかさ、ポジティブさ、充実感、リラックス、自信、鋭敏さ、穏やかさ、集中度、エネルギッシュさ)を独自の方法でそれぞれ点数化。点数が高いほどポジティブな精神状態であるとするもの。

世代ごとの違いは?

また世代別では57歳以上の世代のスコアが67点で、アクティブな人々が全体の54%になった一方、18~24歳(Z世代)はスコアが59点で、アクティブな人々が全体の45%だったとのこと。

どの世代でも運動とメンタルヘルスには正の相関関係が見られるものの、世代が上がるほどスコアが高くなり、世代が下がるほどスコアが低くのなるのも注目すべきポイントです。

日本国内に限ったデータも

ちなみに日本国内に限ると、アクティブな人々のスコアは55点で、非アクティブな人々のスコアは48点。また、57歳以上の世代はスコアが54点で、アクティブな人々が全体の37%、一方、18~24歳(Z世代)はスコアが52点で、アクティブな人々が全体の28%。世代での変化は小さいですが、世界のデータに対して総じてポイントが小さくなっているのが気になるところ。

キングス・カレッジ・ロンドン勤務で運動とメンタルヘルス研究の第一人者であるブレンドン・スタッブス博士のコメント。

世界規模の調査「ASICS State of Mind Index」は、運動とメンタルヘルスの間にポジティブなつながりがあることを示しています。また、約30分の運動が心の高揚に必要な最小時間であると考えている人が多いようですが、アシックスの研究では、「約15分9秒」が実際に必要な時間であることをすでに明らかにしています(※4)。このような少しの運動でもポジティブな精神的影響を引き起こすことを、より多くの人に知ってもらい、心の充足感を実感していただきたいと思います。

※4「約15分9秒」の運動が、精神にポジティブな影響をもたらす スポーツがメンタルにおよぼす効果に関する研究成果について(2022年3月31日付プレスリリース

調査データについて詳しくは「ASICS State of Mind Index」特設サイトまで。
www.asics.com/jp/ja-jp/mk/smsb-state-of-mind-index

「約15分9秒」の運動を習慣化するキャンペーンを実施

このような結果を受けて、アシックスは6月1日のグローバルランニングデーから1か月間、精神にポジティブな影響をもたらす「約15分9秒」の運動を習慣化する「15:09 Uplift Challenge(15分9秒アップリフトチャレンジ)」キャンペーンを実施。

アンバサダーに有森裕子さん、野口みずきさんらを迎え、15:09の運動(ウォーキング、ランニングなど)で心が高揚する様子を、#LiveUpliftedを使用して、TikTok、Instagram、Facebookに投稿することで参加できるというものです。

キャンペーンについて詳しくは「#LiveUplifted」特設サイトまで。
www.asics.com/jp/ja-jp/mk/smsb