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onyourmarkの雑誌版『mark』の最新号が、本日(4月15日)発売となりました! 6号目となる今回の特集テーマは“理想の24時間”です。どうしたら、生活の中にスポーツを取り入れることができるのか、自身のライフスタイルに運動習慣を無理なく定着させることができるのか……。それを見つけるための1冊です。新生活への第一歩として、お手に取っていただけたら幸いです。(※Amazonでも販売がスタートしています。)

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【Editor’s Noteより】
 日本において春は始まりの季節。学校や職場の環境などが大きく変わり、新しい人間関係も始まって、生活のリズムを築きなおす必要に迫られている方も多いでしょう。そんな時こそ、一日の中に身体を動かす時間を設けて、より健康的で気持ちの良い生活に切り替えるチャンスです。

 そこで今号の特集は「理想の24時間」。わたしたちは、どんな一日を過ごしたら良いのか、身体と心の両面から探ってみました。そこから見えてきたのは、地球の自転と結びついた24時間というサイクルが、いかに生命にとって本質的なリズムであるかということ。進化の最初期に獲得した体内時計の仕組みは、生存競争で有利に働き、現在までその働きを洗練してきたのです。

 例えば同じ栄養バランスのものを食べたとしても、それが適切な時間でなければ効果は半減してしまうかもしれません。また、同じようなトレーニングをしても、何時に行うかで作用する場所が違ってくることもあるのです。こうした自分自身の身体のリズムを知ったうえで、24時間を組み立てれば、より快適で、理にかなった一日を送ることができるはずです。

 今号ではそのための材料をたくさん用意しました。でも難しく考えすぎる必要はありません。19世紀半ばに文明を離れ、森でのシンプルな生活を選んだ米国の思想家ソローはこう書いています。

「自然」そのものとおなじように、一日を思慮深くすごそうではないか。クルミの殻やカの羽がレールの上に落ちていたからといって、いちいち軌道を逸れてはいけない。朝は早く起き、静かにおちついて朝食をとるか省くかする。客が来るのも去るのも、鐘が鳴るのも子供が泣くのも、なりゆきにまかせよう―― 一日を精いっぱい、楽しく生きようと心に決めて。
(『森の生活』 ヘンリー・D・ソロー)

 つまりは自然のリズムを感じ取り、自分が心地よいと思える時間の過ごし方をする。その意志を固めることこそが重要なのかもしれません。

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Contents一覧

mark05
特集:
PERFECT DAY
『理想の24時間』

COVER STORY
菅原小春の24時間


EXTREME MORNING
朝日とともに究極の通勤が始まる ―— 小俣雄風太(Rapha Japan)

ACTIVE LUNCH BREAK
TOYOTAの社員はなぜ昼休みに走るのか?

YOU WILL RELAX TONIGHT
ようこそ水の世界へ 夜のSWIM ―— 入夏

宇宙と繋がる体内時計、その神秘のシステム

OUR BODY CLOCK SHIFT
体内時計が導く、24時間の身体の働き

TO WAKE UP FEELING REFRESHED
健やかな朝の目覚めのために

MINDFUL MORNING IN KAMAKURA
鎌倉の朝は瞑想で始まる

MINDFULNESS IN DAILY LIFE
脳と心を鍛える! 今日から始める瞑想TIPS

COMMUTING RUN STYLE
通勤にもランニングシューズ

HOW TO RESET YOUR BIOLOGICAL CLOCK
休日の寝だめは超危険! 社会的時差ぼけはこんなに怖い

FOR BETTER TIME MANAGEMENT
仕事も遊びも! 生体リズムで毎日の効率アップ

THE SECRET POWER OF NAPS
仕事もスポーツもうまくいく、「パワーナップ」の効果

A GUIDE TO CHRONO-NUTRITION
食事時間を科学する時間栄養学

THE BEST TIME OF WORK OUT
パフォーマンスを上げる、運動のコアタイム

TAKING TIME TO RELAX
心地いい眠りをもたらす、リラックスタイムの過ごし方

8 TRIVIA FACTS ABOUT SLEEP
眠りのトリビア

STOP THE AGING OF YOUR BIOLOGICAL CLOCK
体内時計に忍び寄る暗い影、「老化」のヒミツ



第二特集
組み合わせで楽しむアウトドア

SUP&CAMP STYLE
世界をつなぐとおもしろい 河野健児

FREESTYLE IN BLUE
海に育まれたありのままの自分 福本幸子

BIKE PACKING STYLE
アウトドアに境界線はない 千代田高史

MARK GEAR
組み合わせ自在のアウトドアギア

HOUDINI STORY
自己を解放し自然と同調するために 山本健一

THE WEST COAST STYLE MOUNTAIN HARDWEAR
スニーカーボーイとレイジーハイカー



INTERVIEW

生き方のトレーニング
GOMA 

アスリートの休日 
望月将吾

スポーツと道具
弓師 今井一仁

エッセイ他
羽田圭介 言い逃れできない

スポーツと旅
水を巡る旅
BETWEEN WAVE AND MOUNTAIN IN BASQUE

mark 06 概要

講談社MOOK
mark 06
2016年4月15日 第1刷発行

発行人・編集人 松田 正臣(株式会社アルティコ)

印刷・製本所 図書印刷株式会社

発行所 株式会社アルティコ
mark編集部
〒 150-0042 東京都渋谷区宇田川町2-1 #1308号室
TEL:03-5456-1370
Mail. arakawa@artico.co.jp(担当:荒川)

発売 株式会社 講談社
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
TEL (販売部) 03-5395-3606

運営体制
PUBLISHER・EDITOR IN CHIEF
Matsuda Masaomi 松田 正臣

ART DIRECTOR
Komiyama Hideaki 小宮山 秀明

DESIGNER
Ito Masahiro 伊藤 正裕

EDITOR
Muramatsu Ryo 村松 亮
Arakawa Chie 荒川千絵
Hisatsune Anna 久恒 杏菜
Ono Mariko 小野真理子

CONTRIBUTE EDITOR
Kuraishi Ryoko 倉石綾子
Inoue Hideki 井上 英樹(モンキーワークス)
Kobayashi Tomohiro 小林朋寛
Okada Kaya 岡田 カーヤ(モンキーワークス)
Koyajima Kazue 小矢島 一江

PROOFREADING
Shuchinsha 聚珍社

〈主な発行メディア〉
markの発行(年2回 春秋 発売)
mark WEB版 markmag.jpの運営