石川県滝ヶ原町に移住し、〈Takigahara farm〉の運営に関わる小川諒さん。移ってきたばかりの頃、農は身近な存在ではなかったという彼が、土を耕し野菜を育てるまで。そして滝ヶ原での畑ライフの喜びをきいた。
部屋に花があるだけで、心がパッと華やいで上向きに。みずみずしい生花のエネルギーを感じよう。
薬や化学肥料を使わないのは当たり前。東京だから発信できる、本物の野菜の美味しさと農業の可能性。
ガーデニングだって、もちろん道具にだってこだわりたい。機能美溢れる道具を使いこなして、URBAN FARMERへの仲間入り。
都市のポケット空間が農地へと変わることで、周辺地域の人々の意識が高まる、やがて都市に生産力のある健康な緑地が増えていく。エマとマイケルはそんな未来を思い描き、毎日の農作業を続けている。
閑静な住宅街にたたずむ植物の楽園。驚くなかれ、植物園ではなく、ある個人宅の庭だ。エキゾティックプランツを栽培するのに必ずしも理想的な環境ではないと言われる都市部でも、この圧巻のスケールとクオリティが実現できるのだ。そして、もはや完成形とも思えるこの景色を、家の主は「現在進行系」と言い、さらなる創造を続けることをやめない。そんな庭の現在の最高到達点に、足を踏み入れた。