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体重減少のためには、”朝食前の運動”と”朝食後の運動”どちらが脂肪燃焼に有効か?そんな疑問に答える実験レポートがMen’s Fitnessで紹介されていました。

【実験概要】
・28人の健康な男性を3グループに分類

グループ1 運動なし
グループ2 朝食前に運動
グループ3 朝食後に運動

運動するグループは、週に4日、ジョギングや自転車など負荷の大きな運動を60-90分間行う

・全員、脂質を50%、カロリーを30%、通常よりもUPさせた食事を摂る
・6週間に渡り追跡調査を継続

【結果】

・グループ1 運動なし
平均3kgの体重増加
糖尿病の前兆となる、インスリン抵抗性の徴候も

・グループ2 朝食前に運動
体重の増加なし
健康体

・グループ3 朝食後に運動
やや体重増加の傾向(1㎏前後)
同じく糖尿病のリスクが上がった人も

結果はこのように、朝食前に運動をする方が、多めに摂取したカロリーをも消費できていたということが一目瞭然。脂肪燃焼と健康維持には、朝食前の運動が良いようです。運動強度はもう少しゆるめて、運動時間を短くしても同様の効果を得られるとのことです。

とはいえ、早起きには気合と固い決意が必要。いつもより早く起きて朝食前に運動するなんて自信がないから、朝食はしっかり食べて、いっそランチ前に運動すればいいのでは?なんて思ったアナタ。残念!

食事から10-12時間、少なくとも10時間以上の絶食状態を作ることが体内の脂肪酸を刺激をするのに有効で、脂肪燃焼に最も効果をもたらすんだそう。朝食から昼食までの間の5-6時間では、短すぎるようです。

日ごとに寒くなり、ますます早起きも億劫になってしまいますが、onyourmarkでワークアウト記録を共有して、モチベーションを維持したいものですね。

(文 佐藤美加)