日本でも年々盛り上がりを見せるバックカントリーの本格シーズン到来に合わせ、バートンスノーボードより、バックカントリーをテーマにした「BURTON BACKCOUNTRY HOUSE」がBATSU ART GALLERYに期間限定オープンします。【12月8日(土)から16日(日)開催】
人の手で開発されたゲレンデではなく、自然の山中を滑るバックカントリーは、整地された斜面では味わうことのできないスリルや爽快感を体験することができ、一度その魅力にとらわれると、プロライダーであれ、一般スノーボーダーであれ、中毒的なハマり方をすると言われています。1977年に、ジェイク・バートン・カーペンターによってバートンが設立され、スノーボードがワールドクラスのスポーツへと成長していく中でも、バックカントリーだけは、どこか神聖視された普遍的な存在だったそうです。
バートンとバックカントリーの軌跡を追い、魅力を表現し、価値を共有するために設立されるBURTON BACKCOUNTRY HOUSEは、そんなバックカントリーに魅了されたさまざまなアーティストやプロスノーボーダーたち=バックカントリージャンキーによる、バックカントリーの魅力の集大成となるような空間です。
1階にオープンするショップは、雪山の森をイメージ。バートンのAK457コレクションからジャケット、プローブ、ストック、ショベルなど限定数量の商品がラインアップされます。AK457は、テクニカルディレクターでありチームライダーの竹内正則氏が、fragment designと共同開発した、バートンの伝統とテクノロジーを最大限に活かしたコレクションで、GORE-TEX®ファブリックを使用したアウターなど、スノーボードの本質部分を追求したプロダクトが揃います。また、スノーボードシーンに多大な影響力を持つレジェンド、テリエ・ハーコンセンが使用していたプロダクトも展示されます。
2階は、バートンのブランド設立当初のジェイクのガレージのような空間を再現。ここでは、NYや東京を拠点に活躍中のアーティストKENJI HIRATA、松山智一、Naomi KAZAMA、ESOW、谷和レオ(ST.HEAVOGON.)の5名による、使用済みスノーボードギアをベースに制作したアート作品の展示が行われます。アート作品はサイレントオークションにより販売され、その売上金は特定非営利活動法人CHILL(チル)に寄付されるそう。
空間デザインは、ランドスケーププロダクツ代表の中原真一郎氏が担当。1940~60 年代のモダンデザインをルーツに、新しいものづくりを目指す中原氏が手掛けた、スノーボードの歴史に残る空間を体験するだけでも、見逃せないショップとなるでしょう。
期間中は、豪華ゲストを招いたさまざまなワークショップも開催されます。詳細は下記のスケジュールやホームページをチェックしてみてください。
BURTON BACKCOUNTRY HOUSE
場所:BATSU ART GALLERY 東京都渋谷区神宮前5-11-5
期間:2012年12月8日(土)~16日(日)
URL:www.burtonbackcountryhouse.com
ワークショップスケジュール
「光ヶ原 Cat tour Session」
日時:12月8日(土) 16:00-17:30
ゲスト:竹内正則(バートンジャパンチームライダー/AK457テクニカルアドバイザー)、小寺誉紹(光ヶ原Cat Tour ガイド)
定員:30名 ※要予約。一部立見の場合あり。
竹内正則によるトークセッション。光ヶ原キャットツアーの魅力をスライドショーで紹介。
「BACKCOUNTRY エントリークリニック」
日時:12月11日(火) 20:00-21:30
ゲスト:松本省二(TENGU SNOW CAT / リードガイド)
定員: 30名 ※要予約。一部立見の場合あり。
バックカントリーガイド松本省二による、安全にバックカントリーライディングを楽しむための心構えと準備。初心者の為の簡単な解説。
「ボードチューンナップ クリニック」
日時:12月13日(木) 20:00-21:30
定員:30名 ※要予約。一部立見の場合あり。
バートンリペア スペシャリストによるボードチューンナップ講習。
「AK457 クリニック」
日時:12月15日(土) 18:00-19:30
ゲスト:藤原ヒロシ(ミュージシャン&音楽プロデューサー)、竹内正則(バートンジャパンチームライダー/AK457テクニカルディレクター)
MC:ニール・ハートマン(カメラマン/映像作家)
定員:30名 ※要予約。一部立見の場合あり。
AK457プロダクトの製品開発背景やバックカントリーライディングに関するトークセッション。
(文 onyourmark編集部)