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デジタルカメラを手にハワイ・ノースショアの美しいショアブレイク(岸近くで崩れる波のこと)に真正面から挑み、その一瞬を写しとる写真家、クラーク・リトル。日本では初となる待望の個展が、12月13日(木)より渋谷パルコ ロゴスギャラリーで開催されます。

1968年、カリフォルニア州ナパ生まれのクラーク・リトルは、2歳の時にハワイに移住し、1980~90年代にかけてオアフ島ワイメアベイで、危険なショアブレイクサーフィンのパイオニアとしてその名と才能を轟かせました。 
転機が訪れたのは30代が終わろうとする2007年のこと。妻のサンディさんが、ベッドルームに海の写真を飾りたいと頼んだことから、子どもでも使えるようなコンパクトデジタルカメラで波を撮影したのが始まりでした。クラークはそのサーフィンの技術と経験、何より海への情熱をもとにカメラを手にし、美しく、そして力強いハワイのショアブレイクを撮り始めます。

ショアブレイクに飛び込み、波に翻弄されながら、その内側でシャッターを切る独特のスタイルは、瞬く間に高い評価を受け、その作品は、ナショナル・ジオグラフィックの表紙を飾り、ニューヨークタイムズでも絶賛を受けました。
日本でもNHKの番組で特集され、また作品集にはジャック・ジョンソンもメッセージを寄せるなど、国内外でサーフアートシーンの旗手として高い評価と人気を誇っています。


今回の個展は、その代表作を収録した日本版カレンダーの発売記念となるもので、クラーク本人の来日並びにサイン会の開催も急遽決定。代表作50余点の展示・受注販売に加え、巨大な波に立ち向かうクラークの知られざる撮影風景も紹介します。

日本版カレンダー(価格1,200円)は、クラーク自身が製作し、例年入手困難となっていた英語版カレンダーを日本の暦にアレンジしたもので、会期中、ギャラリー内にて販売されます。こちらもお見逃しなく。

2013日本版カレンダー発売記念 クラーク・リトル写真展 
Clark Little Photo Exhibition
会場:LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー 渋谷パルコ パート1 / B1F
期間:12月13 日(木) 〜12月25日 (火)
入場料:無料
お問い合わせ:03-3496-1287 
URL:http://www.parco-art.com/web/logos/exhibition.php?id=525

(文 onyourmark編集部)