梅雨だけど、さすが山村の白川村、蒸し暑さはほとんどありません。
今回はまだ暑くなる前の5月半ばの思い出。
GWで観光客で大賑わいだった喧騒を経て、少し落ち着いた頃でした。
東京に住む友達からの電話があり、スペインからの旅行者と知り合って、
彼(の名はDavid)が週末白川村に行くのでアテンドして欲しい、とのこと。
メッセンジャーでやり取りすると、宿のブッキングの依頼と観光情報、
それとトレッキングがしたい、とのこと。
当時の白川村周辺の登山道は、雪がまだ残っててどこも入れないところや
冬を越えて整備が済んでないところだらけ。
そんな事情は伝えるけど、彼はどうしても山に入りたいようなので
どうしようかと思っていたら、少し南下したひるがのの大日ヶ岳なら
残雪はありながら、登山道は空いている様子。
大日ヶ岳は奥美濃のゲレンデにもなっていて、幾度となく滑りに行っている山。
ちょうどいいタイミングだったので、ここにしよう!と彼に提案。
金曜の夕方、白川郷で観光を終えた彼と夕方合流し、
ブッキングした旅館へ案内。
翌土曜の朝、彼をピックアップして、いざひるがのへ。
こみ合ってるトレイルヘッドの駐車場に車を停めて、レッツセッション。
この日は天気もよく、途中で眺める白山連峰は、白く凛々しい様子。
Davidは毎週トレッキングしてる、というだけあって、なかなかの健脚。
ローカルの僕の方が途中まで後ろ付いて走ってるくらいw
雪がない大日ヶ岳を登るのも、眺める景色も初で、かなり新鮮でした。
頂上には多くのお客さんが。ランニングスタイルは僕らだけ。
珍しがられて色々話しかけられてたり。
約6時間のコースを、休憩込で往復3.5時間。
ガレ場などもなく、走りやすいコースでした。
山を走ってみたいみたいな初心者デビューには、ちょうどいいコースかも。
Davidも”Nice downhill!”ってご機嫌でした。
下山したら、レペゼンひるがののTocoro Coffeeの
黒ソフトクリームでブレイク。濃厚なミルクに自家焙煎のコーヒー豆のクラストが
絶妙なハーモニー!汗かいた体に染み渡る!
車中やトレッキングしながら、白川郷を回って感じたことや、
観光やマーケティングについてかなり会話。
彼は英語を勉強したのは、カウチサーフィンで
トラベラーを受け入れたこの数年の間らしい!とか、
リアルな旅行事情を聞けて面白かったし
観光地として、ストレートな感想をたくさんもらえてよかったです。
白川村に帰ってきたら、温泉で汗を流し、夕方から平瀬温泉の定食屋さんで、
すったて鍋やとろろステーキに日本酒と、今度は夜のセッション。
トレイルを絡めたコンテンツは何か開発したい、と思っていたので、
ルート開発含めて非常にためになったセッションでした。
Big thanks,David!