すべてのランナーにとって走っている間に足がどのように着地するかは永遠につきまとう大命題のひとつです。
足底筋膜炎をはじめとする怪我の多くは不自然な着地によってもたらせるということもあり、普段のトレーニングやレース時にはなるべく負荷のかからない着地を心がけたいというもの。
ソックスで着地を計測!?
これまで走る速度や心拍を測るギアやアプリはありましたが、運動中にタイムリーに着地をトレースしたいと思ったことのあるランナーも多いはず。
そんな方々にぜひ注目していただきたいのが米Sensoria社が開発したスマートソックス。
このスマートソックス、足裏部分の3箇所に独自のテキスタイルセンサーを用いることで圧力を計測。導電性の繊維を経由してアンクレットのセンサーに中継することでデータ化するというものです。
アンクレットを装着してアプリと連動
アンクレットはSensoria社が提供するアプリとBluetooth連動するもので、非常に軽く着脱も簡単。6時間以上のアクティビティもサポートするバッテリーを搭載しているということです。
アプリを使えばスマートソックスのデータ計測によりフォームのチェックを行えるだけでなく、日々のワークアウトに合わせてバーチャルコーチ的な役割も果たしてくれるのだそう。ペース計測はもちろん、ハートレートモニターを着ければ心拍計測も可能です。
果たしてその価格は!?
まさにランニング中のデータ収集という意味では至れり尽くせりというこのスマートソックスですが、すでにSensoria社サイトで販売中ながら、199ドル(日本円で約2万4千円)という価格をどう受け止めるかは読者の皆さんに委ねたいと思います。
詳しくはSensoria Fitnessまで。