2015年のApple Watch登場で加熱するスマートウォッチ市場。運動時のログ集計やコンディションを把握するという点において親和性の高いスポーツギアとしても各メーカーが新機種を投入する中、CASIOがSmart Outdoor Watchと名付けた新しいスマートウォッチを発売します。
このSmart Outdoor Watch、まず大きな特徴がAndroid Wear対応という点。Android WearとはGoogleのAndroid OSをペースにスマートウォッチ向けに設計されたオペレーションシステムのこと。Androidの携帯端末とBluetoothを利用して同期が可能で、Google Playを通してAndroid Wearに対応したアプリをインストールすることができます。
このSmart Outdoor WatchもいくつかのAndroid Wear対応アプリをデバイス上で利用することが可能。方位や高度、気圧などを計測できるだけでなく、特にアウトドアやスポーツに特化したアプリとの連動が注目されています。
トレッキング用に地図アプリとお天気アプリをプリセット
大自然の中での山歩きでは天候の変化に対応したり、ルートをロストすることなく移動できるかが重要です。Smart Outdoor Watchでは方位や高度計測できるだけでなく、携帯の電波が届かない山の中でも自分の現在地を把握することができる登山・アウトドア向けの地図アプリ「YAMAP」と現在地の周囲の雨量情報を精度高く、リアルタイムに表示するお天気アプリ「Go雨!探知機」をプリセットしているのでトレッキングに重宝しそう。
長距離の移動を伴うサイクリングも快適にサポート
サイクリングでもSmart Outdoor Watchは実力を発揮してくれそう。速度や距離、時間などの走行データを手元を見ることで確認できるだけでなく、走行距離や時間に合わせて補給食や休憩をとることを促してくれるマネジメント機能も搭載。さらに、音声検索を用いることでルートマップやナビを簡単にチェックすることができるとのこと。すでに利用されている方も多いランニング&サイクリングアプリの「Runkeeper」をプリセットしているので、ログ集計ももちろん可能です。
さまざまなデータを用いて魚の動きを察知し、フィッシングを楽しむ
Smart Outdoor Watchがトレッキングやサイクリングに加え、フィッシングをフォローしているのもトピックスのひとつ。その日の満潮・干潮の時刻や気圧の傾向を分析することで魚の動きを予測。さらにターゲットである魚が活動的になる時間帯を計算し、その情報が表示されることで釣りに適したタイミングをお知らせしてくれます。気圧変動をリアルタイムに知ることで、ポイント状況を把握し、釣り時を逃すことなくフィッシングを楽しむことができそうです。
色はグリーン、オレンジ、ブラック、レッドの全4色。価格は70,000円(税抜)で3月上旬発売予定。詳しくはオフィシャルサイトまで。