(文 中島英摩 / 協力 MAGMA)
今週末(4月24日)に開催されるトレイルランニングレース『奥三河パワートレイル』にPRプランナーの中島英摩さんが挑戦。レース本番の2週間前に自身初となる100マイルの挑戦に挑んだ彼女。タフ過ぎる日々のトレーニング内容にも注目です。
こんにちは、PRプランナーの中島英摩です。
レース本番までわずか2週間前という頃に、100マイルを走ってきました。T.D.Tという仲間が集うグループランイベントのようなものです。参加者皆でおおよそ同じくらいのペースで走りながら24時間で100マイルを走りきろうというもの。120kmまでのロングレースの経験は増えてきたものの、国内でいうとUTMFのような100マイル(160km)レースに出たことがなかった私。100マイラーという憧れの存在にいつかはなりたいと思いを募らせての参加でした。
70%が舗装路。ほとんどロードを走る100マイルコース
ただただ山が好きで登山やトレイルランニングばかりに傾倒している私はこれまで、ロードのウルトラマラソンの経験がなく、ロードを走り続けた最長距離はフルマラソンの42.195km。そんなことでは100マイルを完走できないと思い、今年に入ってからはとにかくひたすらにロードを毎日のように走りました。
とあるお仕事で尾形鉄郎さんというトレイルランニング歴16年(!)のベテラン100マイラーの方のトレーニング方法を聞く機会がありました。彼は、数多くの海外レースを完走しています。そのトレーニング方法は、とにかく長時間動き続けるというもの。『月間走行距離ではなく週間走行時間を目安にしている』と聞き、衝撃を受けました。自分の100マイルレースの目標完走時間を1週間の合計で稼ぐというものです。つまり100マイルを24時間で完走すると目標設定する。すると7日間すべて走るとすれば、1日3時間(30km)以上を毎日走ることになります。普段6分30秒/kmのスピード走るなら1週間で約220km走らなければならない計算です。さすがに急にそこまで練習量をいきなり増やすのはあまりにもハードです。
そこで私が考えたのは、少しアレンジをして、週間走行距離で100マイル(160km)走ってみよう、というものです。それでも1日20~30kmは走らなければならない計算です。朝7km走り、夜30km、翌朝25km走ってその夜に10km走る。翌朝5km走って、夜に20km走る。そんな生活を続けて、結局本番までに最大で週間140kmくらいまで走ることができました。30日間で約450km。こんなにも走ったのは人生で後にも先にもこれっきりになりそうです。
1月から徐々に3ヶ月かけて運動量を増やしてきたものの、これだけ走ると一番心配なことは疲労の蓄積です。疲労を溜めすぎると怪我や故障にも繋がります。そこで疲労を少しでも軽減できるよう期待して、20km走った日は寝る前のMAGMAを2スティック、30km走った日には3スティック飲みました。ちょっとぜいたくな飲み方かなと最初はやや躊躇したのですが、考えてみれば1スティック130円程度。3スティック飲んでも400円未満。それでダメージを少しでも抑えて回復の手助けになるのであれば、さほど高いものではありません。思い切って継続して飲み続けました。たくさん摂るとなると身体への影響が気になりますが、そこは香料・甘味料・保存料・酸味料・着色料などを使用しない無添加のサプリメントということが安心して継続できるポイントです。当たり前ながら疲労は確かに溜まるものの、一生懸命ストレッチや入浴とマッサージでケアしてきたことも相まって、怪我や故障は一切なく、どんどん身体がすっきり軽くなっていく感覚でとても調子良い毎日。ぼってり重かった身体も多少は脂肪が落ちました。
ちなみに、食事制限はしていないものの、カロリー収支を計算する作戦を実行。食べたカロリー分だけ運動することにすれば、おのずとそれなりの距離を走らなければならず、週間走行距離を稼ぐ追い風になりました。無理なダイエットではなく、食べたければ消費すればいいというのは健康的。また、いままでダイエットをすると肌が荒れがちだったのですが、MAGMAを飲み始めてなによりも一番効果を感じたのは「肌」。それ、運動関係ない~!という感じですが、本当に肌の調子がすごく良くなって驚きだったのです。女性は男性よりもスキンケアで毎日肌に触れる時間が長いためにより実感しやすいのかもしれません。これだけ練習や食事で生活が変化したにも関わらず、化粧水はぐんぐん肌に浸み込み、モチッとして化粧のりも良い。なんとなく髪もコシが出たような気がします。ついでにお通じもばっちり。アスリートバーリィというネーミングで、スポーツ用サプリメントのイメージが強いですが、素材は大麦若葉。それに酵素やビタミン・ミネラルなど美容に敏感な人なら嬉しい成分をたっぷり摂っているわけです。意外なところで嬉しい変化でした。
いよいよ100マイルを走る前の1週間は休息です。毎日毎日走っていたもので、すっかり走らないと気持ち悪いというような感覚に陥るまでになり、じっとしていればいいと思いつつ最後の1週間は1日おきで7km、5km、3kmくらいの距離をゆっくり走りました。食事については、1ヶ月ほど野菜と豆と鶏肉中心にしていたところから、少しずつイモ類などで炭水化物を増やし、1日1~3本ランニング前後に飲んでいたMAGMAは朝昼晩の1日3スティックに増量。前日には久しぶりにお昼にサンドイッチ、夜にはうどんとカレーも食べました。といっても過度なカーボローディングや油ものはさけて、苦しくない程度でカロリー摂取に留めました。
初の100マイルへ。完走なるか?
当日の朝はスタートに向かう途中で2スティック。バックパックに5本、ドロップバッグには10本ほど入れていざスタートです。走り始めは快調。朝から身体が動くのは朝ランの効果でしょうか。仲間と一緒に楽しく話しながら、6分30秒/kmくらいのペースで淡々と走ります。
おおよそ20~30kmごとにコンビニに寄ったりして休憩するので(レースでいうところのエイドのような感覚)、その都度1スティックMAGMAを飲む。ロードなので、2~3時間に1スティック。ちょうど奥三河のレース中に飲み続ける想定になります。なぜだか幼いころから舌が荒れやすいというちょっと変わった体質の私。ロングレースでアミノ酸など“酸”系のサプリメントを飲み続けると中盤くらいから舌がただれて痛くなることが悩みでしたが、MAGMAはその心配がなく、さらりと飲み続けることができる。ちょっと粉が飲みにくい気分の時には水に溶かしてから一気にゴクンと飲みました。
ロードを60kmほどひた走り、そこからトレイル30kmを走ります。昨年の奥三河パワートレイルでは、長いアスファルトの下りですっかり足を使い切ってしまい、その後のトレイルで泣きを見ました。今日はそれと同様にアスファルトですっかりくたくたになった足でトレイルを走れるのかと心配したものの、トレイルに入ると逆に足が軽く、グングンと前に進みます。いつもは足が攣りそうになる下りも軽快に走り、下山する頃には30分以上差がついていた仲間に追いつきました。
そこからまたロードを60km超走るのですが、想像以上に脚や身体の調子が良く、やや前半でお腹を下したものの目立った内臓トラブルもなく、最後まで元気に補給しながらとにかく黙々と走り続けました。
160kmの距離をゴールする頃にはさすがに脚を前に出すのが精いっぱいになりましたが、なんとか24時間以内で100マイルを走り切り、念願の100マイラーとなりました。
さて、感動もほどほどに、今度は100マイル完走2週間後に控える奥三河パワートレイル本番に向けて早急に気持ちを切り替えなければなりません。もはやトレーニングなどしている場合ではなく、とにかくこの2週間は「リカバリー」に注力しました。100マイルを走った夜と翌朝はMAGMAを3スティック、そこからは毎日朝昼晩飲んで1日3スティック。運動は身体が怠けない程度の軽いジョグ3~5kmに留め、栄養たっぷりの食事を心がけています。
ただ、問題がひとつ。ゴールデンウィークの大型連休前の前倒し仕事が忙しく、回復にとても大切な睡眠時間がやや少な目に。少ない時間でもできるだけ質を高められるように工夫をしているのですが、さて、どうなるでしょうか。レースにおいては即効性というよりも、継続して飲むことでコンディションを整えてくれるものだと100マイルを走って感じたMAGMA。これからは、わずか2週間でどのくらいリカバリーを助けてくれるのか。疲労でパンパンに浮腫んだ脚を湯船で温めてはせっせとマッサージして、元気になれ元気になれと念じながら、当日にはきっとコンディションを整えてみせます!どうなることやら。
MAGMA
ATHLETE BARLEY
700名を超えるランナーとプロトレイルランナーの石川弘樹さんの協力のもと開発された100%自然素材のスポーツサプリ。
3g×30スティック ¥3,800(税抜)
3g×6スティック ¥819(税抜)