日本のトレイルランニング界の第一人者である石川弘樹がプロデュースし、2009年に100kmを超えるウルトラトレイルレースとして誕生した、信越五岳トレイルランニングレース~パタゴニアCUP~(以下、信越五岳)。
家族や友人などに各エイドステーションからサポートを受けられるアシスタントポイント制度や、レースの途中から伴走ランナーを導入できるペーサー制度など、アメリカで行われるトレランレースを肌で感じてきた石川弘樹が、その良さを十二分に詰め込んでいるのが特徴。トレイルランナーの間でも「いつかは信越を走りたい」と目標に掲げる人も多く、信越に広がる山々の素晴らしさ、過酷さ、そして人の温かさを感じられる大会となっています。
そんな信越五岳が110kmコースに加えて、2017年大会からトレランファン待望の100マイルコースを新設! トレラン愛好家の間ではスタートして以来、しばしば「いつかは100マイルコースが設置されるのでは」と期待されていましたが、本日の5月26日、満を持して正式にレースの発表がアナウンスされました。
100マイルのコースレイアウトは、110kmコースと同様、新潟・長野県境にある5つの独立峰を総称とする信越五岳をベースとして行われ、斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山を結ぶ、四季折々の美しいトレイルを駆け抜けるもの。増設区間はこれまで踏み入れることのなかった妙高エリアに50kmの道筋を広げ、110kmコースへ合流するルートとなっています。制限時間は32時間。累積標高は約6500mですが、長い距離をコンスタントなペースでタイムを刻める走力が必要であることは、これまでの信越五岳と変わりありません。
大会プロデューサーの石川弘樹は「10年前、この信越高原にそびえる魅力的な5つの山々が一筆書きの道のりで繋がると知ったことから、ここで日本初の100マイルレースが出来るのではないかと考え、多くの方々と理想を語り合ってきました。当時はまだ日本で100kmを超える本格的な大会が無く、いきなり100マイルを走りきれるランナーは限りなく少なく、また、30時間を越える大会運営をするのも困難ということから開催には至りませんでした。そこで、まずは100kmからスタートし、選手も大会も成長していくことが理想と考えました。そして開催9年目にしてようやく、理想の100マイルレースの開催の準備が出来ました」とコメント。
エントリー開始日時は6月11日(日)21時。今年のハイライトレースとしてぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
信越五岳トレイルランニングレース2017
開催場所:信越高原(新潟県妙高市、長野県長野市、信濃町、飯綱町、飯山市)
開催日:2017年9月16日(土)〜9月18日(月・祝)
距離:100マイル/110km
募集定員:100マイル先着400名、110km先着500名、その他 ※地元枠、優先枠 ※妙高市、信濃町、長野市、飯綱町にお住まいの方で、レース運営(準備作業、メンテナンス活動等)にご協力いただける方
募集期間:2017年6月11日(日)21時〜6月18日(日)
主催:信越五岳トレイルランニングレース実行委員会
プロデュース:トレイルランナー 石川弘樹(TRAIL WORKS 代表)
後援:信越高原連絡協議会(新潟県妙高市、長野県長野市、信濃町、飯綱町、飯山市)
特別協賛:パタゴニア日本支社
協賛:グレゴリー、日本薬品開発(株)、スーパーフィート、(株)アルテリア、New-HALE、スタミナ・スポーツ(株)、コールマンジャパン(株)
協力:アメアスポーツジャパン(株)、(株)アリスト、(株)エイアンドエフ
運営協力:(株)DIRECTIONS、国際自然環境アウトドア専門学校、(一社)新潟アウトドア企画、(株)JTB中部
http://www.sfmt100.com/