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ランニングは今ある自分を持続させてくれるもの

NOAH/Brendon Babenzien

「走る人も応援する人も一体になって、エネルギーに満ち溢れている。そんなNYCマラソンというイベントを、僕は誇りに思っている。こんな素晴らしいことに参加しないなんて信じられないよ」。そう語るのは、Supremeから独立し、自らのブランド〈NOAH〉に専念することとなった、ブレンドン・バベンジン。スケートボード、サーフィンに加え、ランニングは15年前から始め、フルマラソンは3時間15分を切るシリアスランナーだ。
「僕がしているスポーツに共通するのは、Independent(独立)とFree(自由)。スポーツだけど自分を表現するものでもある。ただランニングはちょっと違う。時と場所を選ばず気軽にできるものだし、もっとフィジカル。今の自分を持続させていくものなんだ」

スポーツを通じて、自然環境への意識が高まり、水の問題に取り組む〈ACLU〉という機関に寄付も行っているというブレンドン。ブランド名の〈NOAH〉は、“ノアの箱舟”にちなんだもの。

走るときのスタイルには、彼流のこだわりがある。「正統のクラシックだけど、ちょっとだけひねりがあるもの。テクノロジーを駆使したものはあまり好きじゃない。僕はいつも普通の服を着て走る。パタゴニアのバギーショーツにウールのベースレイヤー。メリノウールさえあれば、ほかにいらないよ」

湿度や温度の調節に優れ、スポーツに適したメリノウールに惚れ込んだブレンドンは、ランニングウェアブランド〈Tracksmith〉とのコラボレーションも始めた。
「社長のマットとはフィーリングが似ていて、昨今のランウェアに対して疑問を感じていたから、自分たちでメリノウールの究極のウェアを作ろうということになったんだ」

〈Tracksmith〉とのコラボによるメリノウールのベースレイヤー。下・店舗では、今回のNYCマラソン大会完走タイムを刻印できるポスターサービスなども。

このコラボレーションは、NYCマラソンをカルチャーとして盛り上げていくという意味もある。
「スポーツをしている人のほとんどが対価としてお金をもらっているわけではない。ただ好きな気持ちだけでやっている。そのことがすごいんだ。だからこのアマチュア精神を称えて、“AMATEUR”のロゴを入れたよ」
ランナーをサポートするメッセージが込められたウェア。スポーツは、ストリートファッションを牽引してきたブレンドンを刺激し続ける、インスピレーションの源のようだ。

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