近年、世界の観光業界においても急成長しているサイクリングツーリズム。日本でも2017年からライドエクスペリエンス社が様々なサイクリングツアーを企画運営し、注目を集めていることは昨年のレポート記事でも触れました。
この度、そのライドエクスペリエンス社が自転車アドベンチャー用タイヤブランド「GravelKing」を展開するパナレーサー社と業務提携。
その第一弾企画としてアドベンチャーサイクリングツアー「GravelKing トランス東北ツアー」が実施されることが決定しました。
「GravelKing トランス東北ツアー」の中身と魅力は?
「GravelKing トランス東北ツアー」は那須から青森まで、東北地方を縦断する900kmの道のりを、計3回、9つのステージに分けて走破するという壮大なスケールのツアー。その中身と魅力をトピックスごとにご紹介します。
・極上のルート設定
全体としては東北地方の中央部をを貫く日本最長の山脈である「奥羽山脈」(おううさんみゃく)に沿って北上するルート設定。
時間と手間をかけて丁寧にリサーチされたルートは交通量が少なく、各地の自然や景色を堪能できるよう考えられています。
舗装路を基本にしつつも、各パートごとにところどころでグラベルロード(未舗装路)が織り込まれているということで、チャレンジ精神も煽ってくれるはず。
3つのツアーの発着地は輪行参加にも便利な東北新幹線の停車駅周辺に設定されていたり、全てのツアーで東北が誇る名湯・秘湯に宿泊したりと、かゆいところに手が届く内容はライドエクスペリエンス社の経験と実績によるものと言えるでしょう。
・ガイドとサポートカーによるフルサポート付き
全てのツアーには、経験豊富なサイクリングガイドとサポートカーによるフルサポートが付随。荷物はサポートカーに預けることができるので、安心してサイクリングに集中できそうです。
さらにパナレーサー社によるタイヤ&チューブのサポートのみならず、耐パンク性能の高さで定評のあるGravelkingシリーズの中でオンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立したセミスリックパターンモデル「GravelKing SS」タイヤ1セットが参加者全員に無償提供されるとのこと。
加えて「Gravelking SS」タイヤを装着したカーボンディスクロードバイクもレンタルできるので、もはや走破するための身体づくりとモチベーションだけ万全に用意すれば、参加するための障壁は何もありません(もちろん費用はかかります)。
それぞれ日程はPart I 2021年7月10日(土)~7月12日(月)、Part II 2021年9月18日(土)〜20日(月・祝)、Part III 2021年10月9日(土)〜11日(月)。自転車での旅を通じて日本各地の魅力を堪能する貴重な経験になることは必至です。募集要項や全体行程など詳細は以下ライドエクスペリエンス社の特設ページまで。