昨今のランニングシーンにおける厚底シューズの一般化にともない、薄底シューズは薄底であるだけで注目を集めるようになった向きもありますが、薄底の役割に注目すると、メーカーの設計思想が見えてきます。DESCENTE(デサント)のGENTEN(ゲンテン)は足裏を使った人間本来の走り方を引き出してくれる薄底シューズとして、アップデートが加えられました。
GENTENの特徴は、中足部で角度がつけられ、その他はフラットな面を多くしたソール。そのドロップ効果で「安定感」と「推進力」を両立しつつ、さらに着地から蹴り出しまでスムーズに押される感覚をランナーに提供してくれます。

足指の骨の位置に合わせて配置された形状のカーボンプレートは、ランナーの蹴り出しをサポート。包み込まれるようなナチュラルなフィット感もこの独自の形状によるものです。

今回発表された新モデルのアップデートは主に2点。
ひとつめは、ミッドソールのアップデート。既存モデルよりソフトなEVA硬度のミッドソールを採用することで、カーボンプレート独特の着地の不安定感や硬さによる足への負荷を解消。カーボンプレートの推進力・反発性だけではなく、走行時の快適性を実現しています。


ふたつめは、つま先・かかと部分のアッパー素材のアップデートです。既存モデルでは合成皮革を採用していたものを、メッシュ生地に変更。これにより走行時のつま先の窮屈さ、かかとの足当たりなどが改善され、より人間本来の自然な走りに導きます。


厚底が主流の中、あえて薄底シューズを展開するDESCENTEの根源にあるのは「人間が本来持つパフォーマンスを引き出す機能開発」という強い意思。GENTENを通して体験してみてはいかがでしょうか。
GENTENの新モデルは、7月2日からDESCENTE TOKYO、デサント公式通販「DESCENTE STORE オンライン」、ゼビオオンラインストアにて先行予約開始。7月20日からデサント公式オンラインストア、直営店、及びスポーツチェーン店や専門店などで順次発売予定です。