恵比寿でヨガスタジオMauleaを経営し、自身もヨガインストラクターとして活動する木田まみさん。ヨガとの出合いやヨガを通して伝えていることとは。
ハワイで出合ったヨガを東京で働く人に伝えたい
木田さんが初めてヨガをしたのは、海外で生活をしてみたいと思い、東京での仕事を辞めハワイで長期滞在をしていたとき。たまたま付き合いで参加したビーチヨガが木田さんの人生を変えるきっかけとなった。ストレッチの延長のようなものだと思っていたヨガは、実際にやってみるとたくさん身体を動かして汗をかいて、身体がすっきりとした感覚があったという。ヨガにより味わえる身体の爽快感と先生の人柄にも惹かれ、次第にスタジオでのレッスンにも参加するようになった。
「初めてのスタジオでのヨガでは、身体がスッキリするだけでなく、世間体や固定観念、先入観など、心の周りに付着していた汚れのようなものが洗い流されて、本当の自分が見えてくる感覚があったんです。そのことを先生に伝えたら、身体を整えることで心を整え、本来の自分に出会うことが本当のヨガなんだよ、と教えてくれました。それに感動して、東京で忙しく生活している人にヨガを広めたいと思い、スタジオを開くことを決意しました」
翌年にはスタジオをオープンした木田さん。マインドフルネスとヨガを掛け合わせたレッスンを提供している。ヨガでは、柔軟性、筋肉、骨格の違いを尊重し、個々に合わせて教えることを意識している。
「私は元々身体が硬くて、今でもできないポーズがあるんです。身体が硬い私がインストラクターとして教えることで、身体が硬くても何歳からでもヨガを始められることが伝わり、ヨガへの間口が広がったらいいなと思っています」
しなやかに生きる
アンバサダーとして活動しているDANSKIN(ダンスキン)のブランドコンセプト、「しなやかに生きる」という言葉に共感しているという。ただ強いだけではいずれ大きな衝撃には耐えられない。強さと柔らかさのバランスを持ってしなやかさを育んでいくことは、木田さんが生きていく上でのテーマでもある。
「しなやかさ、クッション性があると、予期せぬことが起きたり自分が望んでいないことが起きたとしても受け容れられると思います。柳や稲穂のように風が吹いてもなびきながら波乗りをするように生きていきたいですね」
DANSKINは、乳がんの正しい知識を広め、早期発見の重要性を呼びかける啓蒙活動を行う、認定NPO法人乳房健康研究会のピンクリボンパートナーとしてピンクリボン運動を行なっている。ピンクリボンアドバイザーの肩書きを持つ木田さんはDANSKINと一緒に乳がん検診の推進に取り組んでいる。
「2018年に乳がんの手術をしました。37歳の時に受けた任意型の乳がん検診で早期発見することができ、今は日常に支障なく過ごすことができています。日本で自治体の乳がん検診が始まるのは40歳から。ピンクリボン運動を通して、早期発見を促すために日本全国の人に乳がん検診の大切さを知ってもらいたいです」
DANSKINと木田さんは10月17日にマインドフルネスとヨガのInstagram LIVEを配信する。ヨガとマインドフルネスを通して心と身体の状況を把握し、理解することを目指すプログラムになっている。
「ヨガのポーズをゆっくりと行い、その中で身体の変化ひとつひとつに意識を向けていきます。その後に、スージングタッチと瞑想をしてご自身の感覚や気持ちに寄り添う内容です。ヨガで身体を動かしたり瞑想をすることで、湧き上がる感情や思考に気づいて受容することを発信できたらと思っています」
お気に入りのアイテム
DANSKINのアロンジェレギンスは、履いていないと思うくらいの着心地の良さと快適性がポイント。解剖学に基づいて筋肉の動きを妨げない位置に切り替えが配置されていることから、ヨガをする際にもストレスを感じることがないという。
DANSKIN ALLONGE LEGGINGS
DANSKIN ALLONGE MIDDLE TOP
DANSKIN Instagram LIVE
「ココロとカラダで感じるヨガと瞑想」
10月17日(日)9:30〜10:30
DANSKIN公式Instagram:@danskin_japan