アパレルを製造して販売するだけでなく「故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というミッションを持ち、アウトドア業界を牽引してきたPatagonia。この度、スポーツを通じてアクティビズムを体現するランナーにフォーカスしたフィルム・シリーズRun toをローンチしました。
トレイルランニングというスポーツを通して「何かを守る(救う)ために走る」というコンセプトのもと、各国を舞台に様々なストーリーが展開されます。

その第一弾「流域を救うために走る」が9月22日よりPatagonia公式YouTubeチャンネルにて公開。
舞台はチリ中央のアンデス山脈の奥深くにあるマイポ渓谷。マイポ渓谷を流れるマイポ川は、首都サンチアゴの住民の水を供給し、渓谷のコミュニティ、生態系、伝統を支えています。しかし、現在この川は水力発電プロジェクトに脅かされているようです。

本フィルムでは、地元のトレイルランナーで活動家のフェリペ・カンシーノ氏が、水力発電のパイプラインに沿って120キロ、累計標高5,800メートル以上を走り抜けます。この縦走を通し、水力発電プロジェクトがいかに自然環境や村の伝統に影響を与え、サンチアゴの水質を脅かしてるかを明らかにする内容となっています。
パタゴニア・クリーネストラインではフェリペ・カンシーノ氏による記事も公開中。ランニングを地球上最も美しい景観を横断する行為として捉え、その場所やそこに携わるコミュニティが脅かされるときは立ち上がり闘うという、Patagoniaらしい強いメッセージを感じてみてはいかがでしょうか。
また第一弾の公開に合わせ、10月6日21時よりパタゴニア・トレイルランニングアンバサダーの石川弘樹氏と、高尾マナーズの内坂庸夫氏によるインスタライブを開催するとのこと。お二人の対談にも注目が集まります。