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初代〈ペガサス ターボ〉を彷彿とさせるデザインにフルレングスのズームXフォームを搭載したこのシューズの履き心地は?

ペガサス ターボがさらに進化

〈ナイキ ペガサス プラス〉は、〈ナイキ ペガサス ターボ〉から着想を受けながら、イノベーションを進化させたシューズという位置付け。エンジニアード フライニットアッパー、反発性に優れたフルレングスのズームX ミッドソールとワッフルをベースにしたラバーアウトソールが特徴だ。

〈ペガサス ターボ〉のミッドソールは2つのフォームを組み合わせていたが、〈ペガサス プラス〉はフルレングスのズームX フォームを用いている。ズームXはナイキでも最軽量かつ最も反発性に優れたフォーム。フルレングスで使用することで、これまでのペガサス ターボと比べても最も高いエネルギーリターンを実現するという。

フィット感と安定性

この〈ペガサス プラス〉を試す機会を得た。まず足を入れて感じるのは絶妙なフィット感。エンジニアード フライニットのアッパーは中足部をしっかり包み込む。そして何よりヒールカップのフィットが抜群だった。良いシューズは総じてヒールのフィットが素晴らしいと常々感じているが、この〈ペガサス プラス〉もその部分をしっかりとクリアしている。

実際に走行してみる。フルレングスのズームXフォームを搭載しているということで、優しいクッションとしっかりとした反発が期待できる。一方で、横方向へのグラつきがあるのではないかと想像していたがしっかりと安定している。これはミッドソールが裾広がりになって接地面が増したこと、そしてワッフルをベースにしたラバーアウトソールの効果なのではないかと思われる。

スピードに気持ち良く追随する

4分/km程度に速度を上げるとフルレングスのズームXフォームが真価を発揮しはじめる。プレートが入っていないにも関わらず、豊かな反発力で心地よい走りをサポートしてくれる。普段のジョグから、スピードトレーニングまで幅広く対応してくれるシューズといえるだろう。プレートが必要ないというランナーにとってはレースシューズとしても、充分にその役割を果たしてくれるはずだ。

充実するペガサスシリーズ

ナイキではランナーのニーズに常に応えるためにペガサスシリーズの改良や革新を続けている。アスリートの走る場所や彼らが望む反発性などに基づき、それぞれのモデルのトラクションやクッショニングも調整を重ねているのだ。ペガサス プラスはペガサス 41、ペガサス イージーオン、ペガサス トレイル 5、ペガサス プレミアム(2025年発売予定)を含むペガサスシリーズの最新作ということになる。

ナイキ ペガサス プラスはNIKEアプリ、NIKE.COM、NIKE直営店やその他ナイキ販売店で発売中。