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またまた、健康関係のライフログデバイスのニュースです。
そして、もしかしたらこれが真打ちになるかもしれません。
 
今回ご紹介するBasisは腕時計型のライフログデバイス。モーションセンサーで睡眠パターンや、ワークアウトの記録を採り、それをPCやスマートフォンの美しいインターフェイスで確認できるところまでは、先日ご紹介したJowbone『UP』と同じ。

一方で、Basisの決定的なアドバンテージは心拍計を備えているところ。あの煩わしい胸のベルトをしなくても、腕に巻いたデバイスの裏側にあるセンサーが心拍を24時間測ってくれるというわけ。

 
心拍計って普通はワークアウトをするときにしか着用しませんが、一日中着けていることで(しかもそれをログすることで)見えてくるものは沢山ありそうですね。駅のエスカレーターを階段に変えたらこんなに心拍があがるんだ!とか、会議でエキサイトしたら意外と心拍上がっちゃったなんてことにも気づきがありそう。
 
さらに体温を測るセンサーも付いているようなので、一日のからだの変化を複合的に判断してくれそうです。
 
この製品、現在は予約受け中の状態。ですがこのスタートアップ企業のCEOが、あのEye-Fiを率いたJef Holoveということで、旋風を巻き起こしそうな期待を抱かせます。こうした健康デバイスの開発競争は歓迎したいですね。

 

(文 松田正臣)