旅のカバンにも、ランニングシューズをつめて
「Balabushka Remnants」ディレクターの平野淳さんにとって、ランニングは生活の一部。出張のときも旅に出るときも、必ずランニングシューズを持って行くそう。
「普段から走っていて習慣だから、というのもありますが、たいてい土地勘をつけるためにジョギングをします。到着した翌朝、行けるところまで走って、クールダウンがてら散歩しながらホテルまで戻ってみる。先日、NY出張へ行ったときは、泊まっていたSOHOのホテルから、タイムズスクエアやブルックリン・ブリッジまで走ってみました。朝に走ると、日中とは違う“素”の街の風景が見られるのが面白いんですよね」
旅のカバンの中で目立っていた、ランニングクルー「AFE」のTシャツ。平野さんは、このクルーのリーダーでもある。
「リーダーといっても、何もそれらしいことはしていないんですけどね(笑)。週に1度集まって走ります。メンバーは徐々に増えていて、今は30人弱くらい。1人で走るのとみんなで走るのでは感覚が全然違います。『あれ、もうこんなに走れちゃったの!?』と感じるくらいラク。みんなで運動して、終わったらごはん食べて…まるで部活のようで楽しい。クルーの練習日を合わせて、走るのは週3回程です。去年初めてフルマラソンを走ってかなりキツかったので(※編集部注:とはいえ、タイムは4時間20分台!)、また練習を重ねて挑戦したいです」
ランニングクルー「AFE」のユニフォーム
NIKEのビル・バウワーマンが発足した伝説の陸上競技クラブ「ATHLETICS WEST」のスピリットをリスペクトする東京発のランニングクルー「AFE(ATHLETICS FAR EAST)」。オリジナルのTシャツやランジャケは、NIKEのものをセルフカスタマイズしたものだそう。
シューズはかかとのホールド感を重視
「愛用しているシューズはNIKE ZOOM STRUCTURE TRIAX。自分のフォームに適したものを選定してもらいました。かかと部分に厚みがあって、しっかりホールドされるのですごく走りやすい。NIKE+ SportWatch GPSは、最近手に入れました。これまでiPhoneを持って走っていたんですが、やはり着信があったりすると集中できないので代わりにこれを。着けている感じも気にならないし、重宝しています」
【カバンの中身を見せてくださいアーカイヴ】
#001 野川かさね(写真家)
#002 岡部文彦(スタイリスト)
#003 吉田秀夫(盆栽自転車店)
#004 野宮真貴(シンガー)
#005 岩崎麻早(スタイリスト)
(撮影 鈴木泰之/文 間宮寧子)