自然に溶け込む、ハワイでの暮らし
ハワイと日本を行き来しながら、プロサーファー、モデルとして活躍するアンジェラ・磨紀・バーノンさん。ハワイにいるときは「家賃がもったいない!」と思ってしまうほど、外で過ごす時間が圧倒的に多いのだとか。カバンの中身もやはり、アウトドアで使うものばかり。
「ハワイではいつも車移動なので、サーフィンに使うものは、ほとんど車の中に置いてあります。バッグの中には、コスメや着替えなど、細かいものを。普段の過ごし方は、朝からサーフィンをして、ランチの時間になったらアサイーボールを食べて、波が良ければそのまま海、悪ければトレイルランをしに山へ。サンセットの時間になったら、日が沈むのを見ながら芝生の上でヨガをして、19時頃帰宅、21時には寝る…という感じ。そんな毎日を、飽きもせずにずっと送っています。
ハワイは、海はもちろんですが、山もすごくきれい。ドライなイメージがありますが、山の中は湿気も多く、素敵な香りが漂う植物もたくさんあります。例えばタンタラスの丘だったら、夏はイエロージンジャーやホワイトジンジャーの花、冬は葉っぱの香りを嗅ぎながらトレイルを走れるので、すごく気持ちいい。あと、貝殻を拾うのも、私の習慣のひとつ。フリーダイビングの練習も兼ねて、ゴーグルだけつけて海に潜って探します。ハワイだけでなく、仕事や旅行で出かけた先々で拾うので、結構なコレクションになっているんですよ。いつか自分の家を持つ頃には、集めた貝殻でクローゼットを覆うのが夢なんです!」
肌に触れるもの、口にするものもナチュラル
「海の塩水や紫外線によるダメージを防ぐため、スキンケアには気を使います。植物成分でつくられているMAMABUTTERのUVクリームは、自分の肌にもいいし、自然にも負担をかけないので愛用中。口にするものも、できるだけオーガニックのものを。いつも水筒に入れている、Yogi Teaのハーブティは、ティーバッグの封を開けると小さくメッセージが書かれているんですが、それを見るのが大好き。いつも朝に見て、その言葉を思いながら一日を過ごします」
アクティブに動いても安心のビキニ
「冬はタッパーを着ますが、ハワイではほとんど一年中ビキニでサーフィンをします。ビキニは100着ぐらい持っています。これはPualaniという、ウォータースポーツのスタントウーマンをしていた方が作っているハワイブランドのもの。だからとにかく動きやすく、どんな波の中でも絶対ズレない。ロコガールのほとんどがここの水着を愛用しているんですよ」
【カバンの中身を見せてくださいアーカイヴ】
#001 野川かさね(写真家)
#002 岡部文彦(スタイリスト)
#003 吉田秀夫(盆栽自転車店)
#004 野宮真貴(シンガー)
#005 岩崎麻早(スタイリスト)
#006 平野 淳(Balabushka Remnantsデザイナー)
#007 青木浩子(WELEDA PR)
#008 宇野薫(総合格闘家)
#009若菜晃子(編集者)
(撮影 鈴木泰之/文 間宮寧子)