（写真 依田純子 / 文 小矢島一江）
日常的にトレーニングやアウトドアを楽しむ人たちから人気の高いスポーツウォッチSUUNTO『AMBIT2 S』に、この秋、女性ユーザーのニーズを叶える限定カラーが登場する。トライアスリートの丹羽なほ子さんも、発売を楽しみにしていたひとり。今は大阪マラソンに向けてトレーニング中という丹羽さんに、いち早くその性能を試してもらった。トレーニングに選んだのは、大阪と同じく都会の景観や起伏を楽しめる東京マラソンのコース。２年前の本大会に出場以来、２度目の試走となった。
▶東京マラソンのコース全図。今回は35km地点からゴールまでを試走。
自分のランの状態を常に把握して、トレーニングをスキルアップ
台風の上陸前で、走りやすいコンディションとはいえない中、35km地点の築地本願寺からランニングをスタート。強風にも影響されずキレイなフォームを崩さない丹羽さんにペースを確認してもらうと、画面には5’20”/kmと表示されている。
「トレーニングは、だいたいいつもこれくらいのペースです。AMBIT2 Sは表示画面が大きいので、知りたいときにぱっとデータを確認できるのがいいですね。自分のピッチを常に把握できるのは、トレーニングにすごく役立ちます」。
▶40km地点の佃大橋からコースを外れて、川縁の隅田川テラスを走るのも悪くない。
▶大阪マラソン2013、名古屋ウィメンズマラソン2014を目標にしているという丹羽なほ子さん。
AMBIT2 Sにかぎらず、SUUNTOのスポーツウォッチは、その計測システムの精密さに評価が高い。AMBIT2 Sに搭載されているGPSは、自動車のカーナビゲーションシステムにも採用されている最新のGPSチップだ。衛星の取得感度が高いので、起動してから走り始めるまでに待つ時間のストレスをほとんど感じさせず、移動の軌跡や距離、速度、高度などを正確に計測してくれる。またFusedSpeed™（ヒューズドスピード）というSUUNTOオリジナルの速度計測システムにより、GPSデータを取得しにくい高架下やトンネル、木々の多いところでも、時計本体に内蔵された加速度センサーが計測を続け、取得データを補正してくれるのだ。
▶SUUNTOのスポーツウォッチは、移動の軌跡や距離、速度、高度などを正確に計測してくれる。
▶「AMBIT2 Sは、とても心強いバディになってくれそうです」という丹羽さん。
「２年前にレースを走ったときは、トライアスロンのチームメイトにペースメイクをしてもらったのですが、ちょうどこの佃大橋のあたり（40km地点）が、風も強くて本当にしんどくて、ペースメーカーとの距離もどんどん広がってしまったんですよ。ペースメーカーはあくまで目標タイムを切るために、速度を落として待ってくれたりはしないので（笑）。その時には自分でペースを確認することもありませんでしたが、これからは、AMBIT2 Sがペースメーカーの代わりになってくれますよね。一人でトレーニングするときにも、とても心強いバディになってくれそうです」。
トレーニングの後は、Movescount.comでデータ管理
ランニング後はPCに同期させてMovescount.comにアクセス。各データをグラフで確認でき、ログ管理が手軽にできることもAMBIT2 Sの魅力のひとつ。
▶AMBIT2 SをPCに接続することにより多機能なMovescount.comのサービスを利用できる。
「自分の走ったコースや消費カロリーなどを確認できるのは、ランのモチベーションになりますね。品川や銀座などのビジネス街を走り抜ける東京マラソンのコースは、やっぱり格別に楽しかったです。２年前も結局は、目標タイムの3時間54分を切ることができたのですが、次の大阪マラソンでは3時間50分以内で、さらにその次の名古屋ウィメンズマラソンでは、サブ3.5を目指しています。目標は高く。AMBIT2 Sをつけてトレーニングするとやる気をもらえるので、これからもいっぱい一緒に走りたいと思います」。
AMBIT2 S HR WHITE アンビット2 S HR・ホワイト
GPS、心拍計測、高度計、3Dコンパスなど高精度の計測技術を集めたトップモデル
（数量限定モデル）
価格：￥48,825（本体価格：￥46,500）
本体：グラスファイバー樹脂 アルミニウム
ストラップ：シリコン
サイズ：50.5×50.5×15.5mm
重量：72g
防水：5 気圧（50m）
高度測定範囲：-500m 〜9000m
使用温度範囲：-20℃〜+60℃
付属品：心拍計測ベルト（混線防止機能）、USBケーブル（充電およびデータ転送用）
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