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殻付きの生牡蠣をつるっといただき、カキフライでミルキーな味わいを堪能、牡蠣のみぞれ鍋で冬の味覚に舌鼓を打つ……。そんな冬の贅沢を楽しめる、牡蠣シーズン到来! である。牡蠣といえば体のエネルギー源であるグリコーゲンを豊富に含むことから、疲労回復に効果があるとされる食材でもある。

最近は自宅で揚げ物をすることを敬遠するきらいがあるが、油との相性がいい牡蠣は揚げ物向き。そこで、カキフライより気軽に作れる牡蠣の揚げ春巻きを。中粒程度の加熱用の牡蠣をふり洗いし、酢を少量加えて沸かした湯で20〜30秒さっと茹でてペーパータオルで水分をふく。これを三角形(半分)に切った春巻きの皮で巻いたものをこんがりと揚げ、かんずりを加えた酢醤油や黒胡椒塩などでいただく。なんといっても揚げたてが一番! 白ワインにも日本酒にもよく合う一品である。