地域や気候によって変動はあるが、露地物のジューシーな「メロン」が出回るのが今。栄養豊富な初夏のデザートを存分に味わいたい。
甘みの強い果汁がみずみずしいメロンは、アフリカから中近東を経てヨーロッパへ渡った西洋系品種と、中国を起点に広まり、日本でも親しまれている東洋系品種に分かれる。青肉や赤肉、フレッシュなものから豊かな甘みをもつものまで味わいもさまざま。
美容効果が期待できるのもポイント。むくみにも効果的なカリウムが他のフルーツと比べても豊富。また赤肉のメロンにはβカロテンが多く、体内でビタミンAに変換し、髪や肌を美しく整える働きも。
そのままでもおいしいが、チーズと合わせて「メロンのサラダ」にすると、さっぱりといただける。一口大に切ったメロンと皮を剥いたきゅうりを合わせて、二つのつなぎとしてチーズを混ぜればできあがり。カッテージやシェーブル(山羊の乳)などのあっさりとしたチーズにも、ブルーチーズなど塩気の強いハードタイプのチーズにも合う。