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走りたい気持ちが
チャリティにつながった

SATURDAYS NYC / Brian Zbichorski

ブライアンとパートナーのローラ。

自然の森や渓谷を活かしたブルックリン最大の公園、プロスペクト・パーク。この散歩道を毎週土曜にランニングするというのは、サーフカルチャーにインスパイアされた都市生活者のためのファッションブランド〈SATURDAYS NYC〉のMD、ブライアン・スピホースキー。彼は3ヶ月前にパートナーのローラとブルックリンのキャロルガーデンに引越してきたばかり。

「ここは静かな環境で、コミュニティが小さいところも気に入っている。美味しいピザレストランもあるしね」そして、今夢中のランニングにベストの環境だったのも大きな理由。

「実は走り始めてまだ1年。去年、テレビでNYCマラソンを観戦して、来年は絶対走りたい!と思ったんだ」

しかし、NYCマラソンに出場するための一般抽選は倍率が高く、難関。そんなとき、3,000ドルの寄付金を集めるチャリティに貢献すれば、確実に出場できる権利が与えられることを知る。そして偶然に、〈Shoe 4 Africa〉の創設者であるトビーと出会った。

デザイナーものとヴィンテージをミックスしたインテリア。

「アフリカの子どもを支援する、たった50人ほどの小さな団体だけど、彼は寄付金を自分の足で現地の病院に届け、詳細にメールで報告してくれる。使われ方が明確な素晴らしい活動に感動して、チャリティのために走ることを決めた。大会ではみんなでライオンの仮装をするつもりだよ」

これらのことは、彼にとっては“偶然の出会い”で、社会貢献も自然のなりゆき。気負いのない彼のスタンスは、住まいにも現れている。インテリア会社に勤めるローラと同居する家は、驚くほど物が少ない。必要な家具も探し回るのではなく、ふとした出会いに任せている。

「仕事柄、服が大量にあったけれど、引越しで思い切って断捨離した。今は何事も選択肢を少なくしている。そうすると、本当に欲しいものが見つかるんだ」

 “走りたい”という思いが、チャリティにつながり、ブライアンのライフスタイルを変えていった。NYCマラソンの存在は、NYに生きる人々の間に、新たな“出会い”をもたらしている。

左上・アートやファッションに関する本。右上・少しずつ集めてきたグリーンが居心地の良い空間に。左下・キッチンにあるピンクの砂に彩られた金魚鉢の中には熱帯魚が。右下・ブルックリンの穏やかな住宅街であるキャロルガーデンは、古き良きNYの風情が今も残る。

SATURDAYS NYC
saturdaysnyc.co.jp

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