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ファンランナーからエリート選手の練習シューズとして幅広くランニング愛好家たちに評価され続けてきたペガサスシリーズ。今年記念すべき50周年を迎えるNIKEは、その特性に一貫性を持ちながら確実なアップデートを施した「ナイキ エア ズーム ペガサス 39」を発表しました。
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サポート性の秘訣はアッパーに。

まずは、アッパーから。本作はサポート性がより向上しています。中足部にフィットバンドと、フライワイヤーテクノロジーの両方を使用。フライワイヤーが高いフィット感を、フィットバンドが圧力を緩和・分散し中足部を広くサポートするという両者のバランスの良さでサポート力を生み出すという仕組みです。一人一人の足に合わせ、足とシューズの一体感を高めている点を、一足先に試した鈴木選手も実感したよう。

〈鈴木選手・一山選手のコメント〉

鈴木選手(以下、(鈴))
足を通してみて、率直に、柔らかいな!というのが第一印象でした。足を包み込んでくれるようなアッパーのフィット感も感じて、安定した走りができるシューズです。前作ペガサス 38の時に少し紐が緩みやすいかなぁと感じた点も改良されていて、サポート性がアップデートされていました。

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また、アッパーの素材にはエンジニアードメッシュを採用。これは、ペガサス 39の開発のために、一般ランナーを対象にして“足のどの部位を最も涼しくしたいか”についてリサーチが行われた結果。データをもとに、通常のメッシュよりも強く柔軟なエンジニアードメッシュをアッパーに用いて、通気性・軽さ・耐久性の向上を実現しています。

ズーム エア ユニットによるライド感UP

次に、ミッドソールに着目。前作ペガサス 38では前足部に一つのみだったズーム エア ユニットが、今回は前足部とさらにヒール部分に加えられました。2つのズーム エア ユニットが着地、蹴り出しともに、その瞬間に心地よい反発性が感じられる仕組みになっています。踵からつま先へとスムーズな体重移動を促して、これがライド感となってあらゆるランナーのそれぞれのペースに“走る楽しさ”を思わせてくれます。一山選手も普段のジョグより少し速いペースの練習で試したとのこと。

一山選手(以下、(一))
私も、履いた時の感覚は、同じくとても柔らかいなと。走り出してみると、地面の硬さが足に伝わりすぎず、足を着いた時も柔らかく感じるような走り心地がとても気に入りました。

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気になるラスト(足型)は、ゆとりのある前モデルを継承しています。つまり、日本人の足の形にマッチする傾向。つま先のフィット感は、初心者やファンランナーにとっても違いがわかりやすい部分なので、シューズ選びにおいて気にする人は多いのではないでしょうか。

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アウトソールはどうでしょう。フレックスグルーブ(屈曲溝)を新たに加えることで、シューズの屈曲性とライディングをUPさせています。変わらない点として、引き続きフルレングスのナイキ リアクト フォームが反発性と耐久性を高くキープし、ペガサスへの信頼がさらに深まります。

ーペガサスはお二人にとってどんなシューズですか?

(鈴)
これ一足あればなんとかなるというような、本当に万能なシューズです。私は、レースではアルファフライを履くのですが、練習の時はペガサスを履くことも多くて、少し速めのペースのジョグ走や流しなど、どんな練習にも対応してくれる一足だと思っています。

(一)
アップヒルで一度履いたことがあるんですけど、その時も反発が強すぎず、なさすぎず、ちょうどいいくらいで軽快に走ることができました。今日は疲れているな、とか脚が張っているなと感じた時には、履いた時に柔らかく感じるシューズを選ぶので、その時の選択肢に入っています。



ーシューズに求める要素や、選ぶときに大切にしていることはありますか?

(鈴)
自分の癖やフォームに合っているか、一度試してみて、馴染む感覚を確認して選ぶようにしています。いろんな部位をバランスよく鍛えることが重要なので、今特に厚底が多い中、一足に頼るのではなく、練習メニューによってシューズを履き分けることも重要視しています。

(一)
私も履いた感覚を大切にしているのと、あとはデザインや色の綺麗なものを選んで履きます。ずっと練習していると、走りたくない日がどうしても出てくるのですが、そういうときにかわいいウェアや綺麗な色のシューズで気持ちを持ち上げることもあります。ペガサス 39は履き心地の良さに加え、見た目も私の好きなカラーがあるバリエーションだったので、とても気に入っています。

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今回も、フライイーズ バージョンのモデルも登場します。同じ機能を持ちつつ、着脱を容易にしています。取り除けるバリアは取り除き、多くの人に走ってもらいたいというナイキのダイバーシティへの想いが伝わってきます。

最後に夫婦で世界選手権出場を獲得した両選手のコメントを。

(鈴)
東京マラソンから約1ヶ月ですが、2〜3週間ほどしっかりお休みをいただいたので、そこでしっかり回復しました。今は走り始めて、これからあと3ヶ月、本格的にマラソン練習に入っていく段階です。私は、日本代表として走ることが初めてなので、失敗を恐れずにチャレンジしていきたいと思っています。

(一)
私も休暇明けで身体慣らしから入っているところです。昨年のオリンピックでは悔しい思いをしたので、同じような走りではなく、今回は積極的な走りをしたいと思います。

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エリート選手が、「これ一足あればなんとかなる」と位置付けるシューズは、39代目にして進化を続けています。日本代表として挑むレースの練習も、汗を心地よく流すための日課もターゲットにした“あらゆるランナーが頼れるシューズ”を体感してみよう。

ナイキ エア ズーム ペガサス 39
ナイキメンバー向けに4月21日発売。その後4月29日より一般発売。(¥14,300・税込)
ナイキ エア ズーム ペガサス 39 フライイーズ
4月29日より発売予定。(¥14,300・税込)

さらに、5月にはナイキ ペガサス トレイル 4が発売予定。
人気と歴史を誇るロード向けランニングシューズのペガサスを軸に、オフロードで活躍するシューズ。今作は、アッパーの全面にエンジニアードメッシュを採用。また、ソールやアウトソールパターンも全て一新しているという。こちらも見逃せない。