fbpx
まもなく待ちに待ったレースのスタートを告げる号砲が鳴り響く。コロナ禍で3年ぶりの開催となる〈信越五岳トレイルランニングレース〉だ。2008年に始まったこの大会は、美しいトレイルとペーサー制度の採用など、本場米国の雰囲気を日本に持ち込んだエポックメイキングなレースとして、トレイルランナーに愛され続けてきた。2017年にはそれまでの110kmに加え、160km(100マイル)のカテゴリーも新設され、多くのランナーにとって“成し遂げたい”レースに位置付けられている。

奇しくも今シーズンのパタゴニアのトレイルランニング・キャンペーンのタグラインは『成し遂げるために走る』だ。ランナーが自身の挑戦を“成し遂げる”場を提供するレースディレクターの石川弘樹さんに、トレイルランニング製品が豊富に揃うパタゴニア鎌倉ストアで話を伺った。

熱くなれる部分と楽しむ部分と両方味わってもらいたい

– 〈信越五岳トレイルランニングレース〉は参加する選手にとって自分の挑戦を“成し遂げる”場ですね。

〈信越五岳トレイルランニングレース〉のコースは僕のお気に入りだし、皆さんに走ってもらいたいトレイルなんです。それは、110km、100マイルという誰にとっても挑戦的な距離で制限時間も設けられている。そこに向けて本当にそれぞれの想いや目標があると思うんですよね。皆があらゆるハードルを乗り越える機会だと思います。それを成就させるために、頑張ってもらうのは当然なんですけど、そこの戦い方、走りのかけひきみたいなものを楽しんでもらいたい。このレースはペーサーをつけたり、アシスタントがいたりする人にとっては力をあわせて一つの目標に向かっていくという側面もあります。熱くなれる部分と楽しむ部分と両方味わってもらいたいな。

– このレースを安全に開催すること自体が弘樹さんにとっての“成し遂げる”ことになりますか?

「まさにコース整備真っ最中なので、ほぼ一ヶ月休みなしでコースに入っています。自分の庭というか、家を片付けるかのようにコース整備してるので、参加した選手には楽しんでもらいたいし、一番いい状況のコースを見てもらいたいと思っています。きっとレース当日にコースを走る選手は、ここはこういう場所なんだなと感じると思うんですけど、実際に整備する前は全然違うことも多いんですよ。本当に思いを込めてやっているので、走る中で感じてもらえたら嬉しいですね。こうやって会場を作った上で、走った方が楽しかったって言ってもらえることが、僕らのゴールね。そうした言葉をもらえることが成し遂げることに繋がるんですよ」

– パタゴニアが考える“成し遂げるために走る”というコピーには、当然環境やコミュニティーに対するミッションも含まれていますよね。

「走ってもらうためだけにやってないんですね。大会を開催することで、ハイカーにとっても歩きにくい場所が簡単に通れるようになったり、地域とコミュニケーションを取りながら整備しています。特に100マイルができて、僕らが妙高で暮らすようになって、地元の人たちが応援してくれるんですよ。大会やれるといいねっ、て言ってくれるのが僕らも嬉しいですね」

パタゴニア トレイルランニングコレクションが豊富に揃う鎌倉ストア

鎌倉駅に程近く、鎌倉、葉山、逗子のトレイルにもアクセスの良い〈パタゴニア鎌倉ストア〉では、キャンペーンに合わせ豊富なトレイルランニングコレクションがラインナップされている。

〈エアシェッド・プロ・プルオーバー〉は、保温性と透湿性を兼ね備えた“着続けることができる”新世代のミドルウェア。

定番の〈ストライダー・プロ・ショーツ〉は軽量かつ多くのポケットを備えたロングレースに欠かせないショーツだ。

また、鎌倉ストアでの扱いはないものの是非手にとって欲しいのが〈ストーム・レーサー・ジャケット〉。3層防水シェルでありながら超軽量で、革新的なダブルジッパーが様々なツールへのアクセスを容易にしてくれる。

パタゴニアでは、現在トレイルランニングキャンペーンを実施しています

©Lloyd Belcher

・現在パタゴニアウェブサイトの中のトレイルランニングページが充実。
・信越五岳を快適に走る為の信越五岳コレクション
・直営店トレイルランニングのリードストアである、仙台、丸ノ内、神戸では非売品トレイルランニングステッカーを配布。信越五岳のブースでも配布予定。