アディダス ジャパンは、駅伝シーズンに合わせて、アディダスとして初めて“駅伝”をその名に冠した包括的なランニングコレクション「ADIZERO EKIDEN COLLECTION(アディゼロ エキデン コレクション)」を発表した。2023 年 12 月 1 日 (金)より順次発売する。
レッドとゴールドのアクセントを基調としたデザインは、日本の最高峰である富士山が、朝日に照らされて赤く染まる「赤富士」をデザインコンセプトとしている。
このコレクションのフットウェアには、レース本番の長距離区間で最速に挑むレーシングシューズ 「ADIZERO ADIOS PRO 3」を筆頭に、距離走を中心としたトレーニングで着用する「ADIZERO BOSTON 12」、毎日のジョグで着用する「ADIZERO SL」、駅伝を目指す部活生に向けたエントリーモデル「ADIZERO DURAMO SPEED」、タフな走り込みをしたいランナーに向けた「ADIZERO RC 5」、未知の速さを体験したいランナーに向けたコンセプトシューズ 「ADIZERO PRIME X2 STRUNG」、そして今後発表予定のアップデートモデルを含めた、全 7 モデルがラインナップされている。
ADIZERO ADIOS PRO 3(アディゼロ アディオス プロ 3)
マラソンで最速に挑むランナーへ。 マラソンやハーフマラソン、駅伝で勝利と最速に挑む、 高反発推進テクノロジー搭載爆速レーシングモデル。
自店販売価格 :26,400 円(税込)
ADIZERO BOSTON 12(アディゼロ ボストン 12)
駅伝ランナーの距離走に。 反発力と助力を生かしながら、 レースでもトレーニングでも速さを引き出す、 高反発推進テクノロジー搭載ハイパフォーマンスモデル。
自店販売価格 :18,700 円(税込)
ADIZERO SL(アディゼロ エスエル)
駅伝ランナーの毎日のジョグに。 クッション性のあるミッドソールが快適な走りと鋭い推進力を支える。 あらゆるレベルのランナーが幅広いシーンで使用可能な 万能ランニングシューズ。
自店販売価格 :14,300 円(税込)
ADIZERO DURAMO SPEED(アディゼロ デュラモ スピード)
駅伝を目指す部活生へ。 優れた安定性と軽量性の両立により、 様々なスポーツ部活動やフィジカルトレーニングで使用可能な ベーシックトレーニングモデル。
自店販売価格 :9,350 円(税込)
ADIZERO PRIME X 2 STRUNG(アディゼロ プライム エックス ツー ストラング)
未知の速さを体験したいランナーへ。 規格外の反発力とスピードを引き出す「ルール度外視」の 新次元コンセプトシューズ。
自店販売価格 :39,600 円(税込)
アパレルには、100 のドットで「赤富士」を表現したアニバーサリーアイコンをデザインに採用。ランニングジャ ケットや T シャツ、ウィンドパンツなどを含め、合計 12 モデルのアパレルアイテムが登場した。
EKIDEN JACKET(MEN)
自店販売価格 :15,400 円(税込)
EKIDEN JACKET(WOMEN)
自店販売価格 :15,400 円(税込)
シリアスランナーに向けて
「速くなるための、すべて」をメッセージとする「ADIZERO(アディゼロ)」シリーズは、「速さ」を探求するシリアスランナーに向けたフランチャイズとして開発され、2008年のゲブレセラシエ選手による世界記録更新を皮切りに、数多くの記録更新を実現してきた。特に2021年には 7 つの世界記録、2022 年には 2 つの世界記録の更新に貢献。改めて世界にその力を証明した。また2022年を通じて行われたメジャーマラソンにおいては、 優勝者のアディゼロ着用率が 50%を突破したという。
國學院大学の意気込み
「ADIZERO EKIDEN COLLECTION」の発表会には、國學院大学 陸上競技部から前田康弘監督、平林清澄選手、上原琉翔選手が登壇し、先日の全日本大学駅伝（秩父宮賜杯第55回全日本大学駅伝対校選手権大会）を振り返りと新年の駅伝に向けての意気込みを語った。
まず、全日本総合3位（5時間12分39秒）、昨年に続き2年連続で表彰台に上ったことについて前田監督からは「チームの目標は表彰台。それは達成できたが、もっと上を望んで悔しさも感じました」とコメントがあった。
同大会の7区で区間賞を獲得した平林選手は「大学入学から3回目の７区で区間賞を
取れました。出雲、全日本と調子は上がってきています」と手応えを口にした。
そして上原選手も「3区は、流れを変える大事な区間。そこで自分の走りができました」と自信を持った表情で答えていた。
正月の駅伝について前田監督は「前回大会は、キャプテンが故障する中、若い選手が結束してくれて感動しました。でも総合4位で、表彰台は達成できなかったが、価値ある4位だったと思っています。表彰台が目標なので、箱根の借りは箱根で返したいと考えています」と力強い言葉で締め括った。