HOKAといえば高いクッション性、またカーボンファイバープレート搭載と聞くと何より”反発性”のイメージが強いだろう。 一方で、この〈SKYWARD X〉は、楽な走り心地を実現するため、安定性の強化を目的としてカーボンファイバープレートが使用されているという。
クッション性だけじゃない、高い安定性で軽快な走りをサポート
〈SKYWARD X〉の推進力と安定性を実現するポイントは、ミッドソールにある。ソールの上部にソフトなクッション性が特徴であるPEBAフォームを配し、安定性の高いカーボンファイバープレートを使用。さらにスーパークリティカルフォームEVAフレームにより衝撃の少ない軽快な走り心地を可能としている。
加えて、〈SKYWARD X〉のアッパーにはリサイクルポリエステルを使用したフラットニットとシューレースといった環境に配慮した素材が使用されている。徐々にランナーの環境意識も高まる中で、どんな素材を使用しているかも注目しておきたいポイントだ。
カーボン搭載シューズを、あらゆるランナーへ
また、2月に発売されたアスリート向けのシューズ〈CIELO X1〉とは異なり、〈SKYWARD X〉は、ランニング初心者からレースで完走を目指すランナーまで幅広くカバーするモデルという位置付けである。はじめてのカーボン搭載シューズを試してみたいという方にも向いているのではないか。
気になるカラー展開は、ホワイトを基調とした2色のラインアップ。それぞれポイントで使用されているカラーが異なり、メンズモデルはブルーとレッドを、ウィメンズモデルはイエローとライトブルーの挿し色が特徴的だ。
メンズモデル Blanc de Blanc/Virtual Blue(25.0cm〜29.0cm・30.0cm)
ウィメンズモデル Blanc de Blanc/Swim Day(22.0cm〜25.0cm)
ロードランナーにとって、HOKAのランニングシューズといえば、〈CLIFTON(クリフトン)〉のイメージが強い方も多いだろう。〈SKYWARD X〉の登場により不動の定番モデルの座に変化が起こるかもしれない。
国内最大の直営ストア〈HOKA Harajuku〉
続々と新モデルが登場するHOKAだが、昨年の横浜に続き、直営店の店舗展開にも積極的だ。2024年2月22日には、神宮前交差点に新たな大型店舗がオープンした。
〈HOKA Harajuku〉は、最新フットウェアが全て揃う1階のストアスペースと、日本文化を想わせるデザイン空間が広がる2階のコミュニティスペースという2フロアで構成されている。
1F ストアスペース
2F コミュニティスペース
今後、このコミュニティスペースでは、HOKA公式ランクラブ「HOKA RUN CLUB」を通じて、HOKAのアンバサダーやアスリートを招いた特別イベントも開催予定だそう。
明治神宮エリアへ出掛けた際は、ぜひこの直営店〈HOKA Harajuku〉に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
〈SKYWARD X(スカイワード エックス)〉
2024年4月15日(日)発売
サイズ展開:22.0cm–25.0cm(Women’s) 、25.0cm–29.0cm・30.0cm(Men’s)
カラー:Blanc de Blanc/Swim Day(Women’s) 、Blanc de Blanc/Virtual Blue(Men’s)
価格:¥35,200(税込)
HOKA公式サイト:https://www.hoka.com/jp/