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スイス発のスポーツブランド「On(オン)」が、新たな陸上競技の楽しみ方を提案するトラックイベント「On Track Nights: MDC」を2024年7月27日(土)に東京・大蔵運動公園陸上競技場にて開催する。Onが2023年から世界5都市で展開してきたイベントの日本初上陸となる。

Onは2010年にスイスで誕生したスポーツウェアブランド。ランニングの革新を目指し、独自のCloudTec®システムを搭載したシューズは多くのアスリートに愛用されている。2019年にはテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー選手が同社に加入。製品開発やマーケティングなど多岐にわたり貢献しており、Onの急成長を支えている。

そのOnが手がける〈On Track Nights〉は、「レースの概念をがらりと変える」をコンセプトに、競技性とエンターテイメントが融合した型破りな陸上イベントだ。すでに5都市での開催で、2万人の観客動員と26万人のオンライン視聴者を魅了してきた。

日本で初開催となる〈On Track Nights: MDC〉は、Onアスリートストラテジーアドバイザーの横田真人氏が主催する「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT (MDC)」との共催というかたち。MDCは、エリートから市民ランナー、子どもまで、幅広い層が楽しめる中距離に特化した大会として、2021年にスタートした。

本大会の目玉は、GP男女800mとGP男女1500mだ。日本記録ペースでのペーシングライトとペースメーカーを配置し、選手も観客も日本記録スピードを体感できる。また、記録に関係なく最も長く日本記録ペースについていけた選手には賞金も用意。スピードへのチャレンジが促されるのだ。

加えて、エクストリームバイクショーやフラッシュタトゥー、屋台、花火など多彩なコンテンツを用意。会場にはランナーが間近で走り抜けるブリッジやトンネルも設置され、フェス感覚で陸上競技を楽しめるというわけだ。

横田氏は、「〈On Track Nights: MDC〉は、陸上競技に関わる全ての人の『こんな大会があったらいいな』を実現する場にしたい」と意気込みを語っている。

Onによる新感覚の陸上イベントは、競技の枠を超えて、ランニングの魅力を多くの人々に届けてくれるだろう。