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2012.4.7(sat) Free Style Yoga/フリースタイルヨガ

晴れ渡る青空に満開の桜がきらきらと光る、でも、まだちょっぴり寒さの残る空気感もなんだか心地よい土曜日の朝。久々に降りた自由が丘の駅は、いつ来てもおもちゃ箱みたいな街です。駅から徒歩で5分ほど、線路を超えて、住宅街の奥にひっそりとたたずむコンクリートの建物が自由が丘ヨガスタジオです。

階段を降りた地下がスタジオ。コンセプトは"体をプロデュースする癒しの空間"。ここでは、ヨガのレッスン以外にも様々なイベントが開催されています。シンプルで無駄のないデザインと天井の高いスタジオは開放感があってとっても気持ちがいいスペースでした。

豊富な指導経験と知識を持つ
ベテランのインストラクターが生み出したもの

Free Style yoga=フリースタイルヨガ、実は長年ヨガをやってきて、初めて出会ったスタイルです。このレッスンを担当するDavidが考案する伝統的かつ現代的なヨガの技法をミックスし、心と身体の解放、調和、洗練を目的としたスタイルです。個人的にもとても興味のあるタイマッサージなどを始め、指導歴10,000時間を超えるベテランの上級講師指導者でもあるDavid。レッスン前の想像は、もう色んな方向に膨らみます…わくわくしてドキドキする様な…

朝1番の、少し眠たい体を徐々に目覚めさせるように、首・肩・側面のストレッチからはじまります。ゆっくりゆっくりと、心と体をほぐしながら…

Free styleの根底にあるものは“解剖学”

太陽礼拝も、スタンディングのアーサナもフリースタイルならでは。そもそも、Free Style yogaってどんなもの? ずばり、“伝統的なものと、現代的なもの。両方のヨガの技法を用いて、心と身体の解放、調和、洗練を目的とするヨガ”。そう、確かに様々なスタイルがミックスされた感じなんです。最も特徴的なのは、ただただ自由に動き回るだけでなく、身体を自由に動かすというスタイルが解剖学的に裏付けされている点なんです。

例えば、前屈のポーズでは、肩や頭の力を抜いて思いきり脱力します。力を抜く、どのアーサナでもそうですが…これが最も“ベーシック”であり、だから難しい。体験してみた結果、次の日は"え?"って思うくらいの筋肉痛も…これは久々にやられました。普段使っていない筋肉が自覚できないうちに活性化されていたようです。

ランジのポーズからのバリエーションでは、胸を開き、肩甲骨をほぐし、体側を思い切り伸ばします。上半身は、リラックスした状態を保ちながら呼吸に合わせて自由に動かす。しかし、ベースとなる下半身は、足の裏の指を1本、1本を大きく広げて大地を力強くおし、基本であるグランディングも忘れません。

下半身の安定があるからこそ上半身の開放感を作り出せる、相反する作用の1つ、そう"ベーシックとフリー"です。

ヴィンヤサの流れる様な動きと、体の細部にフォーカスして内観する、そしてスタイルは変わってもいつも基本を忘れない、そんなことを強く感じるレッスンでした。

発想の転換、かえって基本に立ち返らせられることも?
是非、フリースタイルヨガで心と身体のセルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。

Instructor:David France
Studio:自由が丘ヨガスタジオ
最寄り駅:自由が丘駅から徒歩5分
最大人数:15名
レベル:初心者〜ALLレベル

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(文 AI/構成・撮影 onyourmark)