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ヨガインストラクターだけでなく、現在はトラベルライターやフリーランスのPR業務をこなすなど、幅広いフィールドで活躍する渡辺由布子さん。現在はロサンゼルスと東京を行き交う、デュアルライフを実践する彼女のスポーツライフスタイルとは。

(写真 古谷勝 / 文 onyourmark)

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幼少期は水泳に通い、小学校時代には「体が固くて…」とジャズバレエを始めるなど、現在はヨガインストラクターとして活躍する渡辺さんのスポーツへの目覚めは早かったそう。一転中高時代は、それぞれ吹奏楽部、軽音楽部といわゆる文系の部活に没頭。その後、大学時代に出会ったヨガによって、人生の転機を迎えることになります。当時、欧米のセレブ達が自身のボディメンテナンスや、内面を整えるメソッドとしてヨガに傾倒しており、日本にもヨガブームが到来していた時期でした。

「当時はダンスサークルに所属していたのですが、ブームに乗る形でとにかくヨガに夢中になって(笑)。様々なエクササイズを経験するのに加えて、ヨガを経験していくうちに、常に身体をしなやかにし続けていきたい、という考え方が生まれてきました。ヨガをすることでボディに”コア”ができ、ブレのない身体を徐々につくり上げることができたんです。代謝も上がっていたので、好きなものを食べてもバランスを失うことなく、良い状態でのボディキープが可能に。本当にいいことづくめな存在がヨガでした」

それでも大学卒業後は一般企業に就職。化粧品会社の広報担当として、東奔西走する毎日だったが、ヨガは継続。24歳の頃に出会った先生のライフスタイルや物事への捉え方に感銘を受け、出社前や平日の夜には必ずヨガ教室へ通うように。

「社会人になると本当に多忙になって…。自分で時間を作らなければ運動が出来ない状況で、日常でも怒りっぽくなったり、イライラしたりメンタルの均衡がとれないような状況になったころもありました。それでも、ヨガに没頭している間は、自分自身と向き合い”無”の状況になることができた。いいことだけだったヨガが、今度は人生を支えてくれる存在になったんです」

ここから彼女のスポーツライフスタイルは飛躍的に加速します。26歳の時に退職すると、友人の一人がヨガスタジオをオープンしたこともあってPR業務を務めるように。さらに名刺を作ったとき、間違って肩書きにヨガインストラクターと印刷してしまったことがきっかけで、一念発起してインストラクター資格を取るべく学校に通い始めます。無事資格を取得し、現在ではフリーランスとしてハタヨガや、アシュタンガ・ヨガの教室を都内各地で開くなど、人気講師として活躍中です。

「将来は自分のヨガスタジオやヨガウエアのブランドを立ち上げたり、日本でももっとアスレジャースタイルの認知を上げるなど、ヨガにまつわる様々な啓蒙活動をできればと考えています。また個人的には、約5年前に女性誌主催の企画でランクラブに所属したことがきっかけで、定期的にランニングをするようになり、フルマラソンを完走することもできました。サップヨガやエアリアルヨガもしますし、常に刺激と試練を与えることを自分に課していきたい。そういった生活が、今本当に自分に合っているなと感じます」

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【名前】渡辺由布子 YUKO WATANABE
【生年月日】1983年11月20日
【職業or所属】ヨガインストラクター/トラベルライター
【やっているスポーツ】ヨガ、ランニング
【Instagram】instgram:@watanabe_yuko

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「撮影時に着用したシリーズは、ブラトップとウエスト周りが取り外せて使えたり、切り返しのデザインがユニークで遊び心があって好きですね」