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自分では直接制御できない自律神経。でも、心拍数を意識すれば、交感神経と副交感神経のバランスを把握することができ、ひいてはバランスの良い“状態”へと意識的につなげることができるはずだ。ここでは心拍数を通じてどのように身体の状態を知ることができるのかをみていこう。

(監修 沢田秀司(順天堂大学 COI プロジェクト室 博士研究員)/イラスト 藤田翔/編集・文 村松亮)

「運動しているのに痩せない!」という解決法の一つに、心拍数がある。

運動時のエネルギー供給は通常、糖質由来と脂質由来との組み合わせであり、運動強度が高すぎたり、短期単発で終わってしまったりする場合には、糖質の比率が高く、脂質の比率は低い。

つまり頑張っているわりに脂肪が燃焼しない、という状態だとも言える。

脂肪燃焼を効率化させる運動強度は最大心拍数の60〜70%程度と言われている。

監修:沢田秀司
順天堂大学COIプロジェクト室博士研究員。早稲田大学大学院先進理工学研究科博士後期課程修了/博士(生命科学)。健康運動指導士、日本陸連公認ジュニアコーチ。大学での研究活動に加え、高校や民間企業、病院、地域行政などにおいて幅広い世代に対する運動指導に従事。専門分野は、生命科学、体力医学、老年医学。2009 年11月3日以来“1日最低5kmは走る”を継続中。

※2018/11/28発売mark10『RECOVERY FOR TOMORROW 明日のために本当の休息』転載記事

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