この本は、わたしたちの実存に関わる“働くこと”を巡る読み物として成り立っている。
“甘さ”に溢れた環境はいつ成り立ったのか?
私たちは肉を食べることを続けるのか、それとも、やめるのか、はたまた「クリーンミート」を食べることを選ぶのか。
ある人類学者のフィールドワークで見えた、エチオピア人ランナーの「走ることは生きること(ランニング・イズ・ライフ)」とは。
陸上部の高校生のリアルな会話と空気感が眩しい三部作。
ダニエルズ理論の要は、それぞれのランナーが自分の走力に見合った練習を組み立てることができるということだ。
民俗学者の宮本常一が生涯をかけた取り組んだ、瀬戸内の研究をあますことなく詰め込んだ一冊。
人生の節目に迷いを感じる人に一歩を踏み出す勇気をくれる。
ワイオミングの厳しくも美しい自然と、その自然が育むタフな人々がこの本の中に息づいている。
シンプルなタイトルに惑わされてはいけない。これは、ビッグバンに始まる宇宙史とこの地球に生まれた人類の歴史を〈エネルギー〉という一本の矢で貫き、理解しようとする壮大な試みだ。