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2013年の創刊以来、年に2回春と秋に発行しているonyourmarkの雑誌版『mark』の最新号が、発売となります!節目となる10号目『mark 10』の特集テーマは“明日のために 本当の休息”。日常生活やスポーツのシーンにおける“疲労”の秘密に迫ります。

そもそも“疲れ”とは、一体何なのでしょうか。

ストレス過多になりがちな現代社会において、疲労と回復は常に相対的な関係といえます。疲労とは非常に主観的な存在。だからこそ人は疲労という感覚を見誤ってしまうことがあります。疲労がないはずなのに良い結果が出ない、逆に疲労感を抱えているのにも関わらず高いパフォーマンスを発揮できる-。

2018年現在、そんな疲労の正体が様々な科学的アプローチで解明されようとしています。身体データをトラッキングできるハードウエア開発の進歩や、HRV(心拍変動)、心拍数による交感神経と副交感神経のコントロール、サイクリングの世界で指標となっているTSS(Trainig Stress Score)など。

これらを把握した上で、人はどのような休息を摂れば良いのか。1日6,000kcalを消費するグランツールのレーサー、7日で日本海から太平洋まで縦断するTJAR(トランスジャパンアルプスレース)の選手たち、学生長距離界で無類の強さを誇る青山学院大学陸上競技部などを事例にあげて、疲労と休息の関係、そしてそこから高いパフォーマンスを発揮するための最適解を見い出します。

「mark 10」は全国書店と、amazon楽天ブックスなどのオンラインでご購入いただけます。また、『mark』のバックナンバー(01~09号)は、SHOP by onyourmarkからご購入が可能です。オリジナルグッズやバックナンバーも、ぜひあわせてチェックしてみてください!

オンライン販売 amazon

12月18日には「mark 10」発売記念のトークショーも実施!

「mark 10」発売を記念して、12月18日(火)には東京都内においてトークショーが開催されることが決定しました。「mark」「onyourmark」編集長の松田正臣をモデレーターに、「mark 10」にも登場しTJAR(トランスジャパンアルプスレース)4連覇を果たした望月将悟選手と、TJARはもちろん国内外で数々のトレイルランニングレースを取材し続けてきた「DogsorCaravan」編集長の岩佐幸一氏を迎えます。TJARをテーマにあげ、エンデュランスレースにおける疲労と休息について、どのようにマネジメントしているかを語り合います。

トークショーの開催場所、時間など詳細は、以下リンク先よりご確認ください。

「mark 10」発売記念トークイベントが12月18日に開催!TJAR4連覇・望月将悟 × 岩佐幸一(DogsorCaravan編集長) × 松田正臣(mark編集長)

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コンテンツ一覧

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特集:
RECOVERY FOR TOMORROW
『明日のために 本当の休息』

《EDITOR’S NOTE》

あなたは本当に休めているだろうか?

そもそも、自分の疲労度を本当に把握できているだろうか?実際には、働き盛りの人の7割が「からだ」に疲れを感じており、6割弱が「こころ」の疲れを訴えているという。一方で、疲れがすべて悪いものかというと、それも疑問だ。mark読者なら、トレーニングなどからだを動かした後の心地よい疲労感をネガティブに捉える人はいないだろう。

今号ではまず、「疲れ」と何か、その正体を探り、その上で対処法を検討したい。最新の科学と経験を盛り込んだベストセラー「スタンフォード式 疲れない身体」が、その指針となるだろう。また、自転車ロードレース=ツール・ド・フランスや、厳しい山岳レース=トランス・ジャパン・アルプスレースなどを例に、究極の疲労を体験するエンデュランススポーツの現場で、疲労がどうマネジメントされているか見ていこう。さらに、プロスポーツの現場でいかにコンディショニングが重要視されているかを、ラグビー日本代表を支えたデータ分析を通して理解したい。

多くの人が、疲労を軽視し、本当の休息をとれていない。良いアスリートほど、リカバリーがトレーニングと同じくらい、あるいはそれ以上に重要だということを知っている。明日のより良いトレーニングのために、より良く働き、より良く生きるために、リカバリーの技術を自分のものにするべきなのだ。

※『mark 10』 P.5 EDITOR’S NOTEより引用

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《COVER STORY》
SUGURU OSAKO
DAYS OF NIKE OREGON PROJECT
大迫傑 オレゴンでの日々が紡いだ日本記録

NIKE CAMPUS REPORT
いつもアスリートと共に

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《特集》
RECOVERY FOR TOMORROW
『明日のために 本当の休息』

SCIENCE OF FATIGUE
現代人を悩ます疲労の正体

THE METHOD FOR RECOVERY
疲れない身体のための4つのポイント

LISTEN TO YOUR HEART RATE
心拍データが教えてくれること

HEART RATE LEADS HEALTHY LIFE
心拍数が導く自律神経の健やかなバランス

RELATIONSHIP BETWEEN
THE HEART RATE AND YOGA
ヨガと心拍数、そこから見えてきた「ヨガの不思議」

HOW TO CHARGE BODY
1日のエネルギー残量を表す
ガーミンのボディバッテリーってなんだ!?

RECOMMENDED ACTIVITY TRACKER
カラダの状態を可視化するアクティビティトラッカー

3 WEEKS OF SUFFERING AND RECOVERING
「グランツール」に見るリカバリー

SLEEPING BRINGS THE LAURELS
TJAR、眠りのマネジメントが栄光をもたらす

HOW WE THNK ABOUT SLEEPING IN THE RACE
レースにおける睡眠との接し方

PEAKING AND TAPERING OF AOYAMA GAKUIN UNIV.
青山学院大学に学ぶピーキングの極意

ERGOGENIC SUPPLEMENT FOR THE BODY
身体を補うサプリメント

APP MAKES YOUR FITNESS LEVEL UP
スポーツをする人のための優秀アプリ

MARK 10 BOOK
疲れを理解し、質の高い休息を

SELF CONDITIONING
ONでもOFFでも。カラダメンテナンスはタイツから

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KENICHI YAMAMOTO
ULTRA TOUR MONTE ROSA
山本健一
心身の関係を探る100マイルの旅

生き方のトレーニング
松島倫明

SELF CONDITIONING
ONでもOFFでも。カラダメンテナンスはタイツから

mark 10 概要

講談社MOOK
mark 10
2018年11月28日 第1刷発行

発行人・編集人 松田 正臣(株式会社アルティコ)

印刷・製本所 大日本印刷株式会社

発行所 株式会社アルティコ
mark編集部
〒151-0051 渋谷区千駄ヶ谷1-20-3 バルビゾン11 6F
TEL:03-6447-2360
Mail. arakawa@artico.co.jp(担当:荒川)

発売 株式会社 講談社
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
TEL(販売部) 03-5395-3606

運営体制
PUBLISHER・EDITOR IN CHIEF
Matsuda Masaomi 松田正臣

ART DIRECTOR
Komiyama Hideaki 小宮山秀明

DESIGNER
Ito Masahiro 伊藤正裕

EDITOR
Arakawa Chie 荒川千絵
Hisatsune Anna 久恒杏菜
Ono Mariko 小野真理子
Kaitatsu Ryoya 海達亮弥
Omata Yufta 小俣雄風太
Tanaka Yuho 田中優帆

PROOFREADING
Shuchinsha 聚珍社

〈主な発行メディア〉
markの発行(年2回 春秋 発売)
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