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現在公開中のダニー・ボイルの新作『127時間』は、ロック・クライミングに行って断崖に挟まれて動けなくなった男のサバイバルの話。考えただけで壮絶なストーリーですが、これが実話と聞くとさらに背筋の寒気が増します。

ロック・クライミングとは、ご存じの通り、ロープとそれを繋ぐ最低限の装備で山の断崖を登っていく、かなりハードコアなスポーツです。

検索してみると、フリークライミング、アルバイン・クライミングなど様々な種類があり、ボルダリングのように5m程度の岩や専用の壁を登る競技もあります。

さて、テレビに美人ロック・クライマーさんを見かけることもあり、興味を持つ人も増えて来たこの競技が、オリンピック種目の候補となっているそうです。rockclimbing.comによると、2020年のオリンピックにて新種目として追加される候補が8競技に絞られ、その中の一つがスポーツ・クライミングとのこと。
他の7つは太極拳、空手、ローラースポーツ(ローラーブレイドを使用する競技)、ソフトボール、野球、スカッシュ、ウェイクボードで、予想では2008年にも候補に挙った野球かソフトボールが選ばれる可能性が高いとのことですが、まだまだチャンスはあるでしょう。

最終決定は、2013年にブエノスアイレスで行われるIOCの会議で行われるとのこと。

こういうスポーツがオリンピック競技に選ばれれば、スポーツの幅はさらに広がるでしょうね。

(文 坂野晴彦)