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もうしばらく白川村の話から離れて、4月に終わりに行われた
日本最大のトレイルランニングレースUTMFの半分版”STY”に参加してきた記録です。

トレイルランニングを初めて2年目のヒヨっ子だけど、
走り始めた当初から、いつかは出たい、と思っていたレースだったので
一昨年去年でポイントを集めてエントリーし当選。
コース詳細発表の中でストック禁止や距離が伸びるなど、過酷になってビビったり
関東圏から離れたので、DNSも脳裏をよぎったのですが、せっかく当選したし
お祭りを楽しみに行こう!と前向きに思い参加してきました。
色々書いていたら長くなったので、まずは装備と補給関係。
写真はレース後帰宅して洗濯した後に、フィニッシャーベストも含めた記念の1枚!

トライアスロンやマラソンもかじっていたので、体力は多少はあるのと、
初心者なりにハセツネなど50k以上の長いレースに何度か出て、
自分なりの体調や向き不向き、道具についてがわかったので、
メモの意味も込めてまとめてみました。
トップランナーでない、一般参加者目線なので、
長い割に大した発見はほぼないと思われますが。。
これからトレランを始めたい、来年のSTYに向けてのちょっとでも参考になれば。

◆STY(静岡から山梨)概要
総距離91.5km 累積標高差4,715m

出走者:968名 男性:819名 女性:149名 完走率 71.6%
time 20:42:04/310位(男子282位)
真ん中よりちょっと上くらいの平均的な順位です。

◆個人的ギア選びのポイント

◇使い慣れたものを選ぶ
∟ここ一番でおニューなギアを投入したい気持ちもわかるけど、ちょっと合わないな、
気になるところがあるな、というものも、
長時間使っていると、違和感が大きくなってストレスになるので、
できたら肌に馴染んだもの、使い勝手が分かっているものがいいと思います。
シューズとかザックなんかは特に。

◇事前にパッキングして動いてみる
∟荷物の出し入れがイメージできるし当日に意外と入らなくて焦る、
ということがないと思う。
あとフル装備でちょっとでも走っておくと、荷物の重さや加減がわかる。

◇温度調整のしやすさ
∟オーバーナイトのレースは、昼間〜夜〜昼間と
温度変化や環境変化が大きいことが予想されます。
けど、荷物は増やしたくないし、時間のロスや思わぬトラブルもあるので
着替えずに、対応できる方法を考える方がベターかと個人的には思います。
今回は天気予報は晴れで昼間は暑く夜は冷える予報だったのと、
暑がりなので、Tシャツ+ウォーマー+スパッツ+ゲーターが基本で、
深夜帯だけ上にフリースを1枚着たくらい。予定通りでした。

◇受けるダメージを減らしたい
∟男性で意外と気にしないのが、日差し。
体温も上がるし、焼けると痛いのもストレスなので、これもなるべく軽減したい。
よって、顔は日焼け止めを塗りたくり、多少暑くてもアームウォーマーも常備、
後頭部の温度上昇を避ける為に手ぬぐい、
靴の間に石とかを入れたくないのでゲーターなど。

普段山入る時はそこまで神経質にならないけど、長いレースでは、頼れるものは頼りたい、
余計な気を使う箇所を減らしたい、というスタンスです。

◆装備
◇ザック UltrAspire:OMEGA
∟グレゴリーのルーファスと直前まで迷ったけど
微妙に荷物が全部入りきらなかったのでこちら。パンパンだったけど。
見る限り、ザックはUltimate Directionがかなり多かった気がする。
個人的には両方前ボトルがどうも落ち着かないのでパス。
◇ザック付属品
・友達からもらった杉本観音のお守り。
∟わらじ型の足腰のお守りでnice。ゲン担ぎでレースでは毎回しています。
・ポーラーテックスのゴミ入れ
∟ノベルティでもらい、ボランティアで近くにいたランブラーさんに聞いて
使い方を知りましたが、ポイポイゴミを
入れて、エイドでまとめて捨てる。とても便利。
◇シューズ:adidas adizero XT4
∟去年の11月くらいにrunboys!rungirls!でセールだったので買い替え。
ラグが高くてソールはやや硬い感じがするけど、
クッション感と安定感が気に入ってます。
天子の登り下りは安心感あった。
インソールはスーパーフィートの青。足裏トラブルが全くなくなったので気に入っています。
◇ウエア:patagonia
∟PRも兼ねて、白川郷白山トレイルクラブのロゴを入れたものをギリギリで間に合うようにプリントしてもらいました。
パンツは腰回りのポケットがウォーマーやバフをしまえたりと便利。
◇ドライレイヤー:finetrack スキンメッシュ上下
∟抜群の安定感。
◇COMPRESSPORT トレイルランニングショーツ
∟適度な着圧で履き心地がいいのと、汗抜けがいい。滑り止めも調子がいい。
ウェスト周りも生地があるのでお腹周りも寒くなりにくい、と思います。
◇アームウォーマー:CW-X ゲイター:C3fit
∟あんまりこだわりはなくて、どこかのセールで見つけてから使ってます。
◇メッシュキャップ:Runboys!Rungirls!
◇サングラス:Oakley Frogskins
∟サンバイザーが似合わないってのもあるけどw
ガチなランナーじゃないのでメッシュキャップで
走るゆるさというかゆとりが欲しいなーと思い去年から大体メッシュキャップ。
今回はRBRGオリジナルキャップで。
サングラスは、朝夕のまぶしいストレスを軽減。山で使ってる人増えましたよね。
ランニング用?とよく聞かれるけど多分違うw軽くていい。
真夏はwayfarerも。
◇ヘッドライト:PETZL ミオRXP
◇ウェストライト:blackdiamond コズモ
∟ハンドライトも持って行ったけど、速いわけではないのと、両手を使いたいのでこの2つで十分。
電池交換なしで終わった省エネ走行。今検索して気づいたけど、ミオってライン落ちしてるんすね。
◇ボトル
∟ザックの前ポケット。グレゴリーの押して飲むタイプ。ハイドレには水で、スポドリはこちら。
◇防寒具:patagonia cap4フーディー
∟この冬周囲の着用率が高かった1着。使い勝手は抜群。 深夜帯だけ、シャツの上から羽織る。
cap4は気に入りすぎて、スノーボードのインナー用で今年上下つながったワンピースも買いました。
◇レインジャケット系・パンツ
∟必携なので持って行ったけど、全く使用せず。
◇BUFF/手ぬぐい
∟BUFFは京都マラソンの時。田名網敬一さんデザイン。
もっぱらネックウォーマーとして使用。
手ぬぐいは、汗ふき兼日よけ、終わったら風呂のタオルなどマルチユース。
◇グローブ:Salomon
∟ミトンになるタイプなので、夜の冷え込みにも対応。
◇ゲーター:Lafuma
∟去年の青梅高水トレイルの会場で購入。つけた方がが小石や枝が入らなくて快適。
◇ソックス:drymax
∟厚いけど蒸れない、低ストレスなソックス。
◇その他必携グッズ
◆エイドでサポートメンバーに渡していたもの
補給食一式
替えのTシャツ/ソックス
∟着替えは結局はせず。

◆補給食について
結構内臓トラブルが起きた人が多かったみたいけど、毎度のことながら僕はノーダメージで、
毎回エイドで何を食べようかノンキに考えながら走ってました。
もっと速く走るなら胃も揺られてやばいのかな。
自分に合う物を食べればいいのと、
何が合うかは普段の練習でそれぞれ見つかると思います。
◇固形物
∟1時間に1つ食べきるペース。
CLIF BAR・パワーバー・どら焼きなど。今回はチームメイトがつくってくれた通称”野田バー”がめちゃんこおいしくて
エイドの度に補給し、道中楽しく過ごせました。CLIF BARは全味1つずつ持ち込み。
◇ジェル
∟1時間に1つ。フラスコも持ってるけど、ずっと同じ味だと飽きるので、移し替えずにそれぞれ
必要個数+予備を取り出しやすい場所に入れて、時間が来たらゴソゴソ探して出て来たのを食べてます。
お気に入りは、ハニースティンガーのゴールドかアサイー。ショッツのコーラ。
眠くなった時、元気出したい時にカフェイン入りのクリフバーのジェルとグミを持込。
48時間以上はカフェイン断ち。
◇塩熱サプリ
∟1時間に1個。つりそうな時は随時。
◇水+スポドリ
∟20分に1回、水かスポドリ。レース後半はグリコのBCAA粉末をエイドで。
普段の山やロードバイクもそうだけど、飲みたくなるときにはもう足りてないらしいのと、
コーヒーフィルターとか一緒で身体に行き渡るのに時間がかかるため、時間を決めて飲みます。
◇MAGMA&野菜系サプリ
∟レース中も、普段のトレーニングでもエネルギー系だけだと甘くて飽きるのと、
身体に対して、糖質だけじゃなくて、日常生活と同じように野菜も食べてる、
と思わせるために野菜系のサプリも摂取。
MAGMAがいいけど、予算の都合もありw大麦若葉が入ってるから一緒だよね、
ってことで、ドラッグストアで売ってるのを見つけたので重宝してます。
エイドの度と、ザックに入れておいて、食べたくなったら水と一緒に流し込みます。

レースの様子は次回以降に続きます!