早速ですが、みなさん輪行という言葉をご存知でしょうか?
輪行とは、公共交通機関を用いて自転車を運ぶことを指します。 遠くの目的地を目指すなど距離や時間の問題で、往復のライドをするのが難しい場合の移動手段として、または万が一のトラブルで自走不能となってしまった際のエスケープとして、さらには、離島など自転車ではアクセスできないところへ自転車を持っていく手段として。
例えば片道100kmのところへライドし、その先で散策をするというのを1日でやってしまおうと思った場合、往復で200kmを走るのは現実的ではないかもしれませんが、帰りは電車に揺られて帰ってしまおうと思えば、「私にもできるかも」と思う方は少なくないのではないでしょうか?
もちろん、自転車に乗って風を感じながら走ることは何にも変えがたい楽しさがあるのですが、日常生活の中での 移動手段 / ファンツール としての側面も持つ自転車は輪行をすることでまた違った形の楽しさを見い出すことができるのです。
今回はそんな輪行を手軽に楽しむためのアイテムをご紹介します。
「地上で読む機内誌」をコンセプトとした日本発の世界を旅するトラベルライフスタイル誌PAPERSKY/ペーパースカイ。彼らが主催するニッポンの魅力を再発見するプロジェクトとして、自転車で日本各地をめぐりながら、その土地の風土や文化、自然に触れるきっかけを提案しているツール・ド・ニッポンという素晴らしい企画があり、過去には名古屋での開催もお手伝いさせていただいたことがあるのですが、そんなツールド・ニッポンのコンセプトを元に作られたのが今回紹介するBike Traveler Kit Bagです。
輪行する際には、自転車を分解し(折りたたんだり、車輪を外すなど)、袋に入れて自転車が露出していない状態で持ち込む必要があるのですが、このBike Traveler Kit Bagは軽量のリップストップナイロン製を用い、携帯性や自転車のカバーリング動作に優れた輪行パッキングセット。
さまざまな人々のライフスタイルに馴染みやすいバッグを作っているFREDRIK PACKERSとPAPERSKYとのコラボレートにより生まれたアイテムです。
前輪を外すだけで収納が可能な大きさの袋は、小径車からロードバイクまで幅広いホイールサイズの自転車に対応、ホイールとフレームを固定しておくドローコードや、移動時に肩にかけて持ち運ぶことができるショルダーベルトも付属し、袋を収納するポーチは小さくなるので、ライド中は大型のサドルバッグやフレームバッグなどに収めておくことも容易です。また、必要な工具も一緒に収納しておくこともできるのもポイント。
そして、何よりこの輪行袋の一番の特徴はその収納方法にあります。前輪を外し、それをフレーム本体と固定した状態で、袋を上から覆い被せるようにし、あとは下側のドローコードを締め込むだけという極めてシンプルな構造なのです。
これにより、輪行の一番の難関であるパッキング作業を手軽に、そして確実にすることが可能になっています。初めて輪行で出かけてみるという方や、作業が苦手な方でも抵抗なくパッキングできる心強い味方になってくれることは間違いありません。
輪行を取り入れることで、今までとはまた違ったライドのアプローチができるようになり、まだ行ったことのない土地に自転車を持っていき、そこで自転車に乗ることで世界は広がっていきます。ぜひこのバッグを持って、まだ見ぬ景色を求めてライドに出かけて見ませんか?
<追記>2018年11月24日15:30
冒頭の写真は前輪を外して収納している状態です。Bike Traveler Kit Bagは自転車を入れやすくするため、また電車輪行以外での使用も目的にしているため、大きめのサイズになっています。
各公共交通機関によって自転車持ち込みのルールは異なります。あらかじめ利用予定の交通各社の規定を確認した上で、バッグを絞るなど規定内に収まるよう収納してください。
商品ページ
https://shop.circles-jp.com/products/papersky-bike-traveler-kit-bag
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