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2020年3月1日(日)に開催される東京マラソン2020において、ランナーへの給水のためのコップに日本発の新素材LIMEX(ライメックス)が採用されることが発表されました。マラソン大会で給水コップをこのLIMEX素材で提供するのは世界初の試みとなります。

LIMEX

紙・プラスチックの代替となる日本発の新素材として注目を集めるLIMEXとは?

株式会社TBMが開発、製造するLIMEX(ライメックス)は、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料で、紙・プラスチックの代替となる日本発の新素材です。

埋蔵量が豊富で、日本でも100%自給自足できる石灰石は、高効率でリサイクルが可能な資源。LIMEXシートは紙とプラスチック両方の特徴を持っており、回収したLIMEXを集める事で、マテリアルリサイクル(※1)とサーマルリサイクル(※2)の両方が可能になっているということです。

※1 廃棄物を再利用すること
※2 焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用すること

LIMEXが紙やプラスチックに代替されていくことで、石油や木材といった資源の枯渇が懸念される地球規模の資源問題に対して、石灰石の活用は様々な解決策をもたらしてくれるかもしれません。

サステナビリティ(持続可能な大会運営)への取り組みを推進している東京マラソン2020ならではと言える今回のLIMEX採用。大規模なマラソン大会における、資源問題に対して、一石を投じることになりそうです。

■東京マラソン2020公式サイト
https://www.marathon.tokyo/

■LIMEX公式サイト
https://tb-m.com/limex/