早いもので2020年もあと1ヶ月。今年は多くの方の生活スタイルが大きく変わった1年だったと思います。様々なイベントなどが軒並み中止になってしまったため、季節を感じないままに気がつけばもう年末という方も結構いるのではないでしょうか。
皆さん本当に1年お疲れさまでしたと言いたいところですが、コロナウイルスの流行も第三波が来ていてまだまだ気が抜けないのが辛いところ。そんな中、今回は年末恒例のプレゼント特集をお届けします。昨年も言っていた「大切な人や頑張っている自分への贈り物」というフレーズが今年はちょっと重みを持って聞こえる気がしますね。
個人的にはこの記事はdodoの「era it」という曲がBGMです。今年頑張った自分を労いたい方、よかったら聞いてみてください。
Index
予算 ¥2,000〜3,000 カラフルなクルー丈ソックスが豊作です
RBRGで最近人気が高いのがカラフルなクルー丈ソックスです。ランナーのクルー丈ソックス自体は5年以上前からアメリカを中心に盛り上がっている印象で、RBRGでも静かにその流れをフォローしていましたが、ようやく日本でも浸透してきたと感じています。
おしゃれなソックスって履いて気分が上がるし、選んでる方も楽しい、お値段も手頃と、とてもプレゼントに向いているアイテムかなと思います。今日は3つのブランドを紹介します。
ROTOTO
最近人気が高いのがこちらのROTOTO(ロトト)。ウールベースの物が多く、いわゆる超速乾なトレラン向けソックスとは若干異なるのですが、グラフィックも雰囲気がいいし履き心地もとても良いです。中でもRBRGでも親交のあるハイカー、イワシ君の関わったHIKER TRASH(ハイカートラッシュ)シリーズはとても人気が高いです!
ROTOTO ソックス一覧
shop.rb-rg.jp/search?q=rototo
Feetures & injinji


ROTOTOはウールをメインに使ったハイカーよりのソックスが多かったですが、ランニングソックスでもFeetures(フィーチャーズ)とinjinji(インジンジ)には素敵なデザインのソックスがあります。
Feeturesのソックスは鮮やかな色に目を奪われますが、ランナーに最も必要とされるピンポイント圧着を可能にする特許技術を使っていて、左右異なった設計でフィット感が高く、速乾性と冷却防臭効果も十分で、つま先は手作業のシームレス仕様だったりとランニングソックスとしてもかなりの高機能。是非お試しいただきたいです。
Feetures / Elite Light Cushion Mini Crew ¥1,900+tax
bit.ly/feetures_elcmc
5本指ソックスの大定番injinjiは長めのクルー丈ソックスと、写真のミニクルーのバリエーションがあります。5本指なので、冬場のサンダルランの時に履くのもテンション上がりますよ!
injinji ソックス一覧
shop.rb-rg.jp/search?q=injinji
予算 ¥5,000 高級感がある HOUDINI のヘッドウェア
RBRGでプレゼントのお薦めをする際に必ず登場するのがHOUDINI(フーディニ)です。機能性の高さと落ち着いたデザイン、自分で買うにはちょっと高い価格(笑)など、プレゼントされて嬉しい要素が盛りだくさんだからです。今年はその中のヘッドウェアに注目してみました。いずれも¥5,000前後で買いやすい値段なのも嬉しいです。
Houdini / Outright Hat
HOUDINIの人気ウェア、Outright Houdi で使用されている Polartec® Power Stretch® Pro Light を使用した、裏起毛で暖かいけど軽量なフリースのビーニー。耐久性、保温性、通気性に優れ、柔軟で驚くほどの高い伸縮性を備えています。
寒い季節のランニング、トレイルランニング、ハイキング、キャンプなどで使えるのはもちろん、ロゴが生地と同色で目立たなくなっているので、普段使いでも重宝すると思いますよ。
Houdini / Outright Hat ¥4,500+tax
bit.ly/OutrightHat
Houdini / Desoli Chimney & Desoli Hat


Outright Hat は化学繊維のビーニーですが、天然素材をお好みの方にはこちらの Desoli Chimney / Hat をおすすめします。
オーストラリア産のスーパーファインメリノウール100%で構成されたSolid Merino™を使用。超微細なマイクロン(17,5μm)のため、Outright Hatに比べるとかなり薄く柔軟な肌触りですが、耐久性と透湿性に優れます。また、帯電防止性能や、ウールの一番の魅力である天然の抗菌防臭効果も備えています。かなり上品な質感なので人にあげてもとても喜ばれると思いますよ!
ヘッドバンド、ネックウォーマー、フェイスマスクなど様々な使い方をしたい方はDesoli Chimneyを、キャップとしてしっかりかぶりたい方は Desoli Hat をお選びください。
Houdini / Desoli Chimney ¥4,000+tax & Desoli Hat ¥5,000+tax
shop.rb-rg.jp/search?q=desoliその他RBRG的プレゼント一番人気のHOUDINI製品一覧
shop.rb-rg.jp/search?q=houdini
予算 ¥7,000 昨年大人気だったあの柄のスヌード
KAVU / Arlo Scarf


昨年のプレゼント特集でKAVU(カブー)のサスクワッチ柄のソックスやハンドウォーマーを紹介したんですが、そのデザインがかなり好評でした。てことで、今年は若干数そのデザインのスヌード(首の周囲に巻く事を想定した布)をチョイスしてみました。
ぐるっと2重にして首に巻くだけで、首元の温かさがぐんとUPしますし、アクリル100%なのでお手入れも簡単。汚れたら自宅の洗濯機で丸洗いできます。
柄はサスクワッチに加えてクマさんもありますよ。
KAVU / Arlo Scarf
bit.ly/KAVU_arlo
また、昨年人気だったソックスやハンドウォーマーの今年分が若干残っていますので、興味ある方は併せてチェックしてみてください。
KAVU 商品一覧
shop.rb-rg.jp/search?q=kavu
予算 ¥10,000〜20,000 箱に入っているものって無条件に嬉しい! ハイテクヘッドライト
子供の頃、箱に入って包装されたプレゼントって、すごく嬉しかった記憶があります。ということで、そんな観点からもプレゼントをチョイスしてみました。どちらもヘッドライトです。もちろん箱の中身もしっかりハイクオリティなのでご安心を。ギアのウンチクも含め特に男性向けのプレゼントとして重宝するかなと思います。
PETZL / IKO CORE
ヘッドライトのトップブランドPETZL(ペツル)から最近登場した、革新的なライトがこちらのIKO COREです。
一見してわかるように、まずその形が実に革新的です。一般的なヘッドライトはゴムバンドで頭に装着するものですが、IKOはセミリジットな AIRFIT ヘッドバンドを採用。疎水性の素材ですので汗や雨を吸収しません。また、簡単な調節で正確なフィット感が得られます。
そして、光量は500ルーメンと十分ながら、重量は79gと超軽量なのが一番の驚きポイントでしょうか。RBRGで一番支持されているヘッドライト、LEDLENSERのNEO10Rが178gといえば78gがどれだけ軽いか伝わると思います。これだけ軽い上に重量が頭部全体で分散されるため、バランスに優れ、着けていることを忘れるほど快適なのもポイントです。
他にも充電池と乾電池の両方使用可能なハイブリッド仕様だとか、ギア好き男子がそそられるポイントが盛りだくさん。でもって、いい感じの箱に入っています。クリスマスの朝に枕元にコレがおいてあったら間違いなくテンションあがるなぁ(笑)。
PETZL / IKO CORE ¥9,800+tax
bit.ly/IKO_CORE
milestone / TRAIL MASTER
同じくクリスマスの朝に枕元においてあったら思わず飛び起きてしまうプレゼントがmilestone(マイルストーン)のTRAIL MASTER(MS-F1)。MADE IN JAPAN プロダクトならではの、細かい部分まで気配りが行き届いたハイスペックなヘッドライトです。
このライトは推しポイントがたくさんあるので一つずつ見ていきましょう。
1.白色と電球色、2色のLEDを搭載
白色の明りは視界が明るくなりますが、霧に弱く濃霧時は視界をうまく確保できません。MS-F1は白色と電球色2色のLEDを搭載。濃霧時は電球色のLEDに切り替えることで、視界を確保してくれます(車のフォグランプをイメージしてもらえるとわかりやすいです)。
2.シンプルな操作性
高機能なヘッドライトを使っていて時々あるのは操作の混乱です。走っていて「明るさを少し落としたいんだけどボタンを何回押せばいいんだっけ?」とか「モードを切り替えるにはどうすればいいんだっけ?」みたいなことを感じた経験ありませんか?
MS-F1はボタンを2つ搭載して操作をシンプルにしました。上部のボタンはスイッチのON/OFFとモードの切替、サイドのボタンは光量調整で上に押すと光量が上がり下に押すと光量が下がるというすごくわかりやすい構造になっています。これで走りながらライトの操作で混乱することはありません。
3.クイックダイヤルシステムでサイズ調節が超簡単
一般的なゴムベルト式のヘッドライト、当たり前のことですが締めすぎるときついし、緩めすぎるとずれたり落ちてしまいます。でも、丁度いいサイズにゴムを調整するのって意外と難しくないですか?サイズが合わないと走っていてもなんか気になったりして、結構ストレスになりますよね。
MS-F1はクイックダイヤルシステムを採用。フィット感を上げたい時はダイヤルを回し、緩めたい時はボタンを押してワイヤーを開放するだけ。シンプルな操作で、フィット感の微調整が効きますので、サイズ調整に余計な気を使う必要がありません。
4.ライト部が上下180°に回転可能
コレも細かい話にはなるのですが、ライトの角度って結構重要です。例えば、角度が変わっても真下まで向かないライトって結構あるのですが、それだと足元を照らしたい時に十分に照らすことができず、頭を少し下げて明りを足元に向けながら走らないといけません。当然視界を前方から外すことになりますし、首を少し傾けながら走るのは結構ストレスになります。
MS-F1はライト部分が真下から真上まで180°回転可能。照らしたい方向にライトの角度を合わせながら、視線は進行方向を維持できますので、走る際のストレスが少ないです。
5.パッケージが最高で開けたときの感動がある
先程言ったように、箱入りのものって無条件でテンションが上っちゃうんですが、MS-F1のパッケージって、RBRGで取り扱っているものの中で群を抜いて一番立派なパッケージで、買ったときやもらった時、開けた時に感動がありますよ!
トップアスリートの土井陵選手や矢田夕子選手も愛用しているMS-F1。まさにTRAIL MASTERの名にふさわしい、細部まで考えられたヘッドライトです。その分お値段は少しお高めではありますが、プレゼントしたら喜ばれること間違い無しの逸品です!
milestone / TRAIL MASTER ¥17,500+tax
bit.ly/MS_F1
予算 ¥20,000〜 使ってみて良さがわかるアクティブインサレーション
最後は高価格帯アイテムですが、今回はアクティブインサレーションに焦点を絞って紹介しようと思います。アウトドアギアは常に進化していて、最新のギアには最新のテクノロジーが使われていることが多いわけなんですが、テクノロジーがすごければすごい分、使う側にもリテラシー(ここではテクノロジーに対する読解力)が必要に思えてしまいます。
実際はどんなテクノロジーを使っているかよりも、そのギアを使ったときの使用感(「蒸れない」とか「動きやすい」とかね)のほうが大事だと思うんですけど、いずれにせよテクニカルなウェアって、テクニカルだから好きな人と、テクニカルだから(そのテクノロジーをうまく咀嚼できない気がするから)思い切って買えない人の両方がいると思うんですね。そういう意味では特に後者のような方にはプレゼントしたら喜ばれると思います。
今回紹介するアクティブインサレーションは、行動しながら着用できる保温着の総称です。以前のインサレーションは止まったら着る、動く時は脱ぐ、というものでしたが、アクティブインサレーションの登場によって、着たまま動くという選択肢が増えました。登場した当時は、それでもトレラン/ランニングで着るには少し暑いなと言う感じでしたが、今ではランニングでも使えるアイテムも出てきています。
Teton Bros. / Run With Octa & Breath Runner
数あるアクティブインサレーションの中で一番ランニングに適しているのが、Teton Bros.(ティートンブロス)のRun With OctaとBreath Runnerです(仕様はほぼ同じで前者がメンズモデル、後者がウィメンズモデル)。
先にも書いたように、アクティブインサレーションといえど走るには暑いものがほとんどだったんですが、Run With Octa / Breath Runner はウインドシェルをベースに、前面や肩などにインサレーション素材Octaを必要最低限マッピング。逆にザックを背負ったり汗の溜まりやすい背中部分はナイロンのみとなっており、ランニング時の防風と保温がちょうどよくできるバランスとなっています。
実際ここまでランニングに特化したアクティブインサレーションはこのウェアぐらいなので、冬のランニングウェアに悩んでいる方にプレゼントしたら喜ばれると思いますよ!もちろん、ご自身の冬のウェアとしても重宝すること間違いなしです!
Teton Bros. / Run With Octa & Breath Runner ¥24,000+tax
shop.rb-rg.jp/search?q=octa
NORRONA / falketind Alpha120 Zip Hood
トレイルランナーの冬のウェアの大定番といえばPolartec® Power Gridなどを採用したグリッドフリースウェア。RBRGでも patagoniaのキャプリーンサーマルウェイトやAnswer4のフルジップフーディーなどグリッドフリースのウェアは大人気です。
こちら NORRONA(ノローナ)のfalketind(フォルケティン) Alpha120 Zip Hoodは、すごく簡単に言うとグリッドフリースウェアの保温性と着心地をワンランクアップしたウェアです。
脇下やフードなどはグリッドフリースを使用しつつ、前面や肩、背中にはインサレーション素材のPolartec® Alpha® 120を採用。本来、中綿素材として開発されたPolartec®Alpha® ですが、このウェアでは表地と裏地を共に省き、超軽量で保温性と通気性を併せ持つフリースとした点がとても画期的です。
そこまで気温の低くないランニングではグリッドフリースウェアで十分ですが、falketind Alpha120 Zip Hood は 1−2月の厳冬期のトレイルランや冬場のファストハイクにしっくりくるウェアだと思います。ジャケットなどとレイヤリングした際の保温性の高さ、毛足の長さからくる着心地の良さはグリッドフリースと比べて圧倒的にフォルケティンの方が良いです。
また、余計な装飾のない単色のカラーリングから、街でも使いやすいウェアです。高機能かつ様々なシーンで使えますので、プレゼントしたら喜ばれるウェアだと思います。メンズ・ウィメンズ共に在庫がございます。個人的にはウィメンズのベージュがすごくいい色だと思っています!
NORRONA / falketind Alpha120 Zip Hood ¥22,000+tax
shop.rb-rg.jp/search?q=+falketind
OMM / SuperSonic Smock
最後に紹介するのがOMM(オーエムエム)のSuperSonic Smockです。これ、写真だけだとわかりにくいんですけど、OMMらしいすごくとんがったウェアなんですよね。
まず、Sonic SmockというのはOMMの超軽量ウインドシェルのことなんですが、このSuperSonic Smockは、そのウインドシェルの内側にPRIMALOFT® NEXTというインサレーション素材を組み合わせたもの。で、驚くべきは185g(Mサイズ)という超軽量性です。先に紹介したRun With Octaが245g、falketind Alpha120 Zip Hoodが280gなので、185gというのがどれだけ軽量かわかると思います。
最初からウィンドシェル素材と一体化しているので保温性は抜群です。逆にいうとそこまで寒くない状況で着て走るにはちょっと暑いのですが、185gのパッカブルウェア(ウェストベルトにすることもできる!)ですので、冬のトレイルランニングでザックに忍ばせておくのにこれほど心強いウェアはありません。内側に使われているPRIMALOFT® NEXTは毛足が長くて肌触りが良いだけでなく、繊維内に保水しないため汗冷えがしづらいというのも頼もしいです。
羊の皮をかぶった狼、ではないですけどぱっと見シンプルなのに、実はとんがりまくっているSuperSonic Smock。こだわりのギアが好きな方におすすめです!!
OMM / SuperSonic Smock ¥23,000+tax
bit.ly/OMM_SSS