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mark3月の特集「COOK & RUN」の取材で人形町のベーカリーカフェ〈PARKLET〉にアポイントを入れた時、友人のトレイルランナー矢崎智也さんから「いま、その運営会社で働いてるんですよ」と教えてもらった。聞くと〈PARKLET〉を運営する〈Terrain〉という会社に所属して、コーヒー豆を扱っているという。それがリジェネラティブ・オーガニック農法でサスティナブルなコーヒーを志向する〈OVERVIEW COFFEE〉だった。

さらに循環や再生をテーマにしたイベント〈(Re)generate!〉では、瀬戸内海の島で焙煎をしている代表の増田啓輔さんのお話を伺う機会があり、俄然焙煎所を訪ねてみたくなった。それが6月の特集「偶然の旅行者」での瀬戸田取材に繋がった。

〈Overview Coffee〉は、コーヒーの栽培を見つめ直し、環境負荷の軽減と再生を追求するミッションを掲げたスペシャルティコーヒーロースターブランドだ。ポートランドで発足し、土壌の健康面を考えたリジェネラティブ・オーガニック農法を推進している。 都内では日本橋のベーカリー〈PARKLET〉などで提供され、豆のサブスクリプションサービスもリピーターが多い。——mark記事より

穏やかな島の焙煎所で焙煎されるコーヒーは、豆の特徴を引き出す所謂スペシャルティコーヒーだが、すっきりとしていて何杯飲んでも身体への負担を感じない。

「意識しているのは、疲れない液体。1日に二杯、三杯と負担なく飲めるような、日常生活に溶け込むコーヒーです。まさに水を飲むように、飲んでいただけたら。1杯ってすごく小さなアクションかもしれないけど、毎日のことであれば大きいですし、このブランドは環境のために飲む、というよりは心地よい味だから飲んでいて、結果的に地球にやさしいことだった、みたいなのが理想です」と増田さんが語っている通りの味わいが実現している。

mark編集部でも〈Overview Coffee〉の豆を定期購入しており、仕事の合間にハンドドリップしてみんなで楽しんでいる。毎日のちょっとした習慣が、少しでも地球の環境を維持することに貢献できたなら、コーヒーの味もより一層美味しく感じられるはずだ。

LATIN AMERICA
100g 1,130円(税込)
250g 2,490円(税込)

DECAF
100g 1,170円(税込)
250g 2,590円(税込)

問い合わせ先:info@overviewcoffee.jp