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7月に入ると各地で海開きとなり、週末はレジャーの予定でいっぱいという方も多いと思いますが、この時期の計画はどうしても、天気予報に左右されてしまいがち……。
いったい日本では1年間にどれくらい雨が降るのでしょうか。

トリップアドバイザーが世界気象機関のデータベースにある世界1891カ所の気象台の記録を元に、世界の降水日をまとめた「世界の雨の日率」を発表しました。
(調査年は1961〜1990年。降水日は1日のうちに合計で0.1ミリ以上あった日をカウント)

それによると、東京の年間降水確率は31%、降水日数は113.2日にのぼるそうです。日本で一番雨の降る日が多いのは上越で206.9日、逆に一番少ないのは岡山で年間87.5日。
多雨地帯にある日本の1年間の降水量は1,718mmとなり、実は世界でも2番目に降水量が多く、世界平均880mmの約2倍にあたります。
(1位はフィリピン。国土交通省「平成18年版日本の水資源」より)

ちなみに旅行先で人気の世界の各都市は、このようなデータになりました。

都市名 年間降水日(年間降水確率)
ホノルル 55.4日(15%)
グアム 221.8日(61%)
ニューヨーク 95.4日(26%)
ロサンゼルス 27.2日(7%)
サンフランシスコ 48日(13%)
シドニー 131日(36%)
上海 93.7日(26%)
ソウル 75日(21%)
バンコク 100日(27%)
ロンドン 162日(44%)
パリ 112.8日(31%)

ロンドンでは今年オリンピックが開催されますが、雨の降る日は162日と、やはりイメージ通り、雨雲に悩まされる日が多いようです。
降水日数が世界最多なのは、オーストラリアのマッコリー島で307日、一番少ない0日なのはアフリカ・スーダンのワディハルファで、ここ何年も雨が降っていないのだとか。

明日も全国的に雨マークのところが多いようです。夏のレジャーはもうしばらく、梅雨前線にじらされてしまいそうですね。

(文 onyourmark編集部)