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ハーバード大学医学部脳科学科の学科長であるランズベリー博士に加圧のデモンストレーションを実施
腕や脚のつけ根を専用のベルトで締めつけ加圧し、血流量を適切に制限した状態で行うトレーニングである加圧トレーニングまた加圧医療への関心が現在アメリカで急速に高まっているようです。

ことの発端は、加圧トレーニングの発明者として国際的に知られる佐藤義昭(KAATSU JAPAN会長)さんが、昨年12月にマサチューセッツ州ボストンに加圧医療および加圧トレーニングの世界展開の拠点となる『加圧メディカル研究所 KAATSU MEDICAL INSTITUTE(KMI)』を設立したことにはじまります。

「このテクノロジーは新たな医療のフロンティアを築く」とNAI総会でサンバーグ理事長から盾の授与を受ける

ハーバード大学スポーツ科学リハビリセンター強化部長と佐藤(KAATSU JAPAN会長)氏

MIT 宇宙有人探査機研究所ニューマン教授・ヤング教授らと、NASA研究員とのディスカッション

これにより加圧トレーニング・加圧医療への関心が、アメリカにおける国家最高レベルの学術研究機関において急速に浸透。今年の5月後半にもハーバード大学、USF(南フロリダ大学)、米国国家発明者アカデミー(NAI)、国防総省関連研究機関、またアポロ計画などで知られるドレーパー研究所との連携を通して、NASAやMITなどと共同で臨床実験・研究開発を開始することを予定しているそうです。

さらにハーバード大学では、医学部のニューロサイエンス(脳科学科)の学科長であり、チーフ・サイエンティストとしてアルツハイマーなどの治療における最先端遺伝治療研究などでも知られる世界的な権威者ピーター・ランズベリー主任教授を中心に加圧医療の優れた効果についての検証、および臨床実験を行うそうです。

糖尿病やリュウマチ、認知症など様々な特に類まれな効果が認められる分野において、バイオマーカーや分泌されるホルモン等の検証と、関与する幹細胞など分子レベルや遺伝子レベルにおいて、どのようなメカニズムが働いているのか。それらを科学的に実証・検証する研究を共同で実施する契約に正式な合意がなされたようです。

そして、onyourmarkユーザーとして注目してほしいのは、ここからです!

それらと並行して水泳部、ホッケー部、フットボール部など全ての運動部を統括するアスレチック統括・強化部長ならびに各部の監督や医学部リハビリサイエンス科と連携し、キャンパス内にある総合スポーツ科学リハビリセンターでの加圧トレーニングおよびPT(理学療法士)の指導員の育成を先行して開始しています。

日本の私企業で生まれた加圧トレーニングのメソッドが今後のアメリカのスポーツ科学や医療の分野でどのように取り入れられていくのか。楽しみでなりません。

(文 onyourmark編集部)