(協力:ヘインズブランズ ジャパン株式会社、株式会社IMPRINT)
「トライアスロン始めるんだよ」
そう話すと様々な反応が返ってきます。
「え、何目指してるの?」
「そっち行っちゃったか」
「お金持ちじゃないとできないよね」
こんな感じで割りとネガティブな反応が多い気が…。
確かにトライアスロンには究極のM系スポーツという趣があります。それを印象づけているのはロングディスタンスの『アイアンマン・レース』の存在ではないでしょうか。3.8kmを泳ぎ、バイクを180km漕いでからフルマラソン(42.195km)を走る。数字を並べただけで目眩がします。順番を逆にしたら溺れ死んでしまうかも、という笑い話もあるくらい。自分もスポーツを始める前は “遠い宇宙で行われている、別の生物のための種目“くらいに他人事でした。
しかしながら、5年間ランニングを続けてきたことで基礎的な有酸素能力がつき、遠い存在だったトライアスロンが何か気になるものへと変わってきました。身についた体力でランニング以外のスポーツも楽しみたい、そう思った時に、オリンピックディスタンスの存在を知ります。その名の通り2000年に開催されたシドニーオリンピックでトライアスロンが公式種目となった際に採用された距離で、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km。陸上の後半2種目だけみれば現状の自分なら普段の練習の範囲でこなせる距離です。問題はスイム。ここさえどうにかできれば、自分もトライアスリートになれるのではないかという邪念が湧いてきたのでした。
TEAM CPFUで挑戦の機会を得る
しかし、何か新しいスポーツを始めるときに、独学で行うのはなかなかハードルが高いものです。自分自身、トレイルランニングを始めた際にはチームに所属し、その競技の装備やルール、大会情報から微妙なマナーまで、メンバーから教えてもらったり、自分の情報をシェアしたりできたことで自分のアクティビティとして効率的に身体になじませることができた経験があります。そこで今回は2017年ホノルルトライアスロンでの完走を目指す、『TEAM CPFU』さんにお世話になることにしました。
TEAM CPFUとは、ご存知のアメリカンスポーツ・アパレルブランド『Champion』が展開する、アーバントレーニングユニフォーム『CPFU(Champion Physical Fitness Uniform)』の名を冠したスポーツチーム。
ミリタリーカラーとミニマムデザインが特徴の『CPFU®』は、トレーニングやワークアウトとの新たな向き合い方を提案していくブランド。ライフスタイルの中で無理することなく着用できて、自然とモチベーションを高めてくれます。
また、Uniformという言葉が表現しているように、チームやグループで楽しみながらトレーニングすることもイメージしてデザインされています。TEAM CPFUは、今回のトライアスロン挑戦をはじめ、今後様々なスポーツを体験してもらうためのプラットフォームとなっていくそうです。
運営母体はあの北島康介さんが代表を務めるIMPRINTなので、スイムのトレーニングが手厚いことも決め手となりました。プライベート流水プール「AQUALAB(アクアラブ)」でのカウンセリングや、チームでのグループ練習を通じて苦手なスイムを克服したいものです。
サードプレイスとしてのスポーツ
実はチームやグループでスポーツを楽しむというコンセプトはmark04号でテーマにした『スポーツの“場所”と“仲間”』で提案したものと共通しています。頭のなかにあったのは『サードプレイス』という言葉。自宅でも職場でもない第三の場所=新しい関係性を作れる居心地の良い場所を指します。家族とも会社の仲間とも違う別のアイデンティティで繋がる場、もともとはカフェやクラブ、公園などが想定された言葉ですが、それはまさにスポーツのコミュニティにも当てはまることではないでしょうか。
スポーツは、たとえそれが個人競技であっても仲間ができることで世界がぐっと広くなり、長く続けることができるようになるものです。今回はこの『サードプレイス』の力を梃子(てこ)にして、トライアスロン完走を目指したいと思います。
改めてトライアスロンの魅力とは
TEAM CPFUのコーチを務めてくれるのはonyourmarkでもお馴染みの大西勇輝さんと、現役アスリートコーチの高嶺直美さん。
大西さんはトライアスロンの魅力について以下の要素をあげてくれました。
・3種目をやり遂げる達成感
・スイム、バイク、ランと切り替わる変化の楽しさ
・全身をバランスよく鍛えることができること
・様々な部位を使い負荷が分散されるので怪我をしにくいこと
・その日の気分や環境、スケジュールに応じてトレーニングを選ぶことができること
また、「オリンピックディスタンスであれば、フルマラソンよりも僕は気持ちも身体も楽です。そこそこ運動していれば3時間前後で行けるオリンピックディスタンスはフルマラソンより距離は長いけれど競技時間は短いんですよ」と背中を押してくれました。
競技志向のイメージが強いトライアスロンですが「3種目出来るようになるとエクササイズの引き出しが増えるんです。旅先で自転車に乗ったり、雨が降ったらプールで泳いだり、海がきれいなところで走ったり。仮にトライアスロンの大会に出なくても、自然とスポーツが継続できるようになって、結果的に健康的なライフスタイルが手に入るんです」というライフスタイルを見据えた大西さんの視点は新鮮でした。競技としてのトライアスロンにのめり込めるかは未知数ですが(それにはホノルルの結果も大いに左右するでしょう!)、この機会に3種目を自分のものにしてライフスタイルに取り入れて行きたいと思っています。
WHAT’S CPFU?
アーバントレーニング。 ただカラダを動かすだけでなく、カラダを内側からケアするマインドを持ち、ココロも整える。 フィジカルを鍛えることで、ライフスタイルへの活力をモチベートさせる。 自分自身のパフォーマンスが向上し、気持ちの充実を実感できる。
そんなアーバントレーニングのために生み出された、Championがリリースするアーバントレーニングユニフォーム。 それがCPFU®。ニューヨーク州ロチェスターで1919年に誕生したスポーツアパレルブランドChampion。 チャンピオンは1987年、アメリカ軍の軍装品として厳しい採用基準である通称Mill Spec(ミルスペック)をクリアする。 その確かな信頼 性を証明した歴史的事実をコンセプトストーリーに持ち、ミニマムデザインと、必要な機能性を十分に備えたアーバントレーニングユニフォーム。それがCPFU®。コーディネートが楽しめてモチベーションがあがるのも商品の特徴。
充実したライフスタイルのために、CPFU®を身にまとう。トレーニングやワークアウトとの新しい向き合い方をCPFU®を通して提案していく。
詳しいPRODUCT LINE UPはこちら
左上:STRETCH TAFFETA ジップフードジャケット(C3-KSC02) 右上:M M JERSEY タンクトップ(C3-JS302) 左下:DRY GR ID Tシャツ(C3-KS301) 右下:STRETCH TAFFETA ショートパンツ(C3-KS502)