食べごたえがあり、下ごしらえも簡単な「スナップエンドウ」。アメリカから渡来した春野菜で、季節のものはさやも実もふっくらとして甘く、ビタミンCやカロテン、タンパク質もリッチ。
さやごと食べられる「スナップエンドウ」は、古代エジプトやギリシャでも食べられた野菜の一つ。選ぶ時ときには大きなものを選びがちだが、実は小ぶりなものこそ狙いめ。出回ってるものは豆も熟しており、繊細な自然本来の味を楽しめるからだ。
下処理はたったの2ステップ。まずは先端から上側のスジを取り除く。次に、へたを取ってから反対側のすじも取れば完了。
フレッシュな食感や豆のほっくりとした甘みを楽しむなら、ゆでるだけで十分。そのかわりディップするマヨネーズは自家製で。全卵をボウルで泡立てたら、塩こしょう、酢を加えてかき混ぜる。次に酢の1割分のオリーブオイルを混ぜて。香りづけにディルの葉を入れる。酢はワインビネガーでも米酢でも何でも合う。