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ジューシーな果汁がたまらない、南国フルーツの代表格である「パイナップル」。旬の今出回る露地物は、より濃厚な甘みを楽しめる。最近はカットパインなどで手軽に食べられるが、たまにはパイナップルをまるごと一つ買って心ゆくまで堪能したい。上質なものを選ぶなら、全体に丸みがあってずっしりと重たいものを。下部が大きいものは甘い果汁がたっぷり詰まっている証。下から3分の2が赤みをおび、葉が枯れてくれば、食べごろだ。

栄養価としては糖質が大半だが、ビタミンCやカリウム、食物繊維なども豊富。また疲労回復にも効果的なクエン酸も含んでいるため、これからの季節は夏バテ防止にも。

そのままでもおいしいが、甘みをぎゅっと閉じ込めた焼きパインは至福の味。フライパンにグラニュー糖と水を入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けてカラメル色になるまで煮詰めたら、一口大に切ったパインと好みでバターを加えてキャラメリゼに。これをサワークリームなどとともに、パンケーキにのせていただく。または長く楽しめるように、パイナップルを使ってジャムを作るのもおすすめ。隠し味にローズペッパーを加えるのがおいしく仕上げるポイント。