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インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)から伝えられた里芋の一種、セレベス。9月ごろから冬にかけてシーズンを迎える。茎が赤いことから別名赤芽いもとも呼ばれており、日本の品種と比べるとぬめりが少なくしっかりとした肉質で、ホクッとした食感がおいしい。皮むきに苦戦しがちだが、一度水で洗った後、よく乾かした後に皮むきをすると芋がすべりにくくなり処理しやすいのでお試しを。

じゃがいものようなホクホクとした舌ざわりを生かすなら、含め煮がおすすめ。作り方はシンプルで、最初に出汁汁で皮を剥いたセレベスを一煮立ちさせたら、醤油・酒・みりんで味つけして落としぶたをして、汁気が無くなるまで煮る。みりんを少なめにして、甘くなりすぎないように味つけするのがおいしく仕上げるポイントだ。