カラダを通して自分と向き合うトレーニングの時間。人それぞれにこだわりのギアがある。どんなトレーニングに使うのか? どんなところが気に入っているのか? アスリート8人に聞いたギア活用法は、スタンダードから最先端まで参考にしたい秀逸なものばかりだ。
(写真 キム ヤンス/イラスト 藤井友子/文 岡村明子/モデル Jennifer)
オフロードの自転車競技、シクロクロスを得意とする小坂さん。練習は、路面の抵抗を再現するKICKRスマートトレーナーで行う。
「チェーンで負荷をかけるので音が静か。タイヤが磨耗しないのもトレーニングという意味では効果的。シミュレーターのKICKER CLIMBは、バイクの角度が坂道を想定して変わっていくので楽しく走れます。」
また、世界中のライダーと繋がることができるアプリ・ZWIFT(ズイフト)とも連動させている。
「苦痛だった室内ローラーを楽しめるものに変えた画期的なもの。実走に近い練習ができます。ゆっくり走ろうとしてもオンラインの世界中のライダーが走っているので、先行されるとついて行ってしまいます(笑)。室内トレーニングはZWIFT の登場で新しい世界に入りましたね。」
リカバリーに使うのは、3Dコンディショニングボール。
「遠征の移動時のほか、足裏に使うと踏ん張る力が安定するんです。」

ZWIFT
自宅で世界中のサイクリストと繋がることができるオンライントレーニングアプリ。zwift.com/ja/ 月額¥1,389 / Zwift,inc(ZWIFT)
https://zwift.com/ja/

3Dコンディショニングボール
パワフルな振動でセルフストレッチをサポート。振動レベルは4段階で1分間に最大4000回。専用アシストカバー付きで、手の届かない部位にもアプローチ。¥12,963 /ドクターエアお客様相談窓口(ドクターエア)
https://www.dr-air.com/jp/ja/ads/3d-conditioning-ball/

KICKR 室内用サイクルトレーナーセット
『KICKRスマートトレーナー 2018エディション』
負荷の高いトレーニングにも対応する屋内用トレーナー。大きいフライホイールに新たなアルゴリズムを採用し、反応性を向上。正確性を備えたパワー測定システム(+/-2%)で、フリーライディングでも、ZWIFTなどのオンラインプラットフォームでも効果大。¥152,550
『KICKR CLIMB インドアグレードシミュレーター』
リアルタイムの勾配の変化、アプリによる制御、プロ仕様の勾配耐久性などの機能を搭載。¥79,250 他
『KICKR HEADWIND BLUETOOTH ファン』¥32,000
『WAHOO KICKR トレーナーフロアマット』 ¥10,550 / Wahoo Fitness Japan(wahoo)
https://jp.wahoofitness.com/devices/bike-trainers
モデル着用アイテム: ミドルトップ ¥9,000、レギンス¥10,000 、カバーフーディ ¥8,000 /(ダンスキン)ソックス¥1,500 /(C3fit) 問い合わせ先すべてゴールドウイン カスタマーサービスセンター シューズ ¥13,800 /オンジャパン(On)
小坂光さん
1988年、長野県生まれ。宇都宮ブリッツェン所属の自転車競技選手で、宇都宮市役所に勤務する公務員でもある。高崎経済大学で本格的に競技に取り組む。2017年、全日本シクロクロス選手権エリート男子クラスで優勝するほか、マウンテンバイクでも活躍。
※2019/4/10発売「mark11 トレーニングは贅沢時間」転載記事

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