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mark vol.12『進化するGoldwin』でフックアップした、ランニングをライフワークに置き、真摯に向き合う6人。それぞれが考えるランニングと怪我の予防、リカバリーのバランスとは?最終回となる今回は、市立船橋、城西大とランナーとしてトップレベルの世界に身をおいてきた玉澤悠輝さん。

いい結果=質の高い練習+疲労のケア

「子供の頃から体を動かすのが好きで、小学校の頃はサッカー、水泳、バスケ、陸上をもやっていました。季節ごとに変える感じで、春は陸上、夏にサッカー、秋から冬にまた走り出して駅伝に出たり、冬場のメインはバスケ。単発で土・日にソフトボールに繰り出したり。そのうち、走ると自分の気持ちが浄化される感覚があることに気づいたんです。小学生なのにはっきりとそう感じたのを覚えています。その感覚が今も変わらずあるから、飽きることなく走り続けられているんだと思います。今は大学や実業団の時のようには走り込んでいませんが、自分が走りたいと思った時にだけ走っているので、小学生の頃に還ったような、純粋な気持ちでランニングと向き合えています。基本的に練習はインターバルのようなスピードトレーニングはせず、ある程度の距離を一定したペースで走ることを心がけています。ただ、ターゲットとなるレース、マラソンに向けてトレーニングするタイミングでも、30km走はしません。僕の場合は追い込む時でも25kmまで。それ以上は次の日に疲労が残って、練習が継続的にできなくなることが経験として分かっているので、調子が良くてもそこまででやめておきます。これは高校時代、ケガをして安定して走れなかったことがいい経験として役に立っていますね。自己ベストは実業団を辞めてから出しましたがその時も、自分で判断して、追い込み過ぎなかったことがいい結果につながったと思っています」。

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「あまりシャカシャカするランニングパンツが好きではないこともあって、タイツはよくはきます。軽くてしなやかなものならいいんですが、裾に足が当たるのが木になるので。これからの季節は基本履きますね。筋肉のブレが減って疲れづらいのはもちろんですが、寒さから守ってくれる方が僕としては大きいです。
ケアに関しては、走る前は関節の可動域を広げる動的ストレッチ、走り終わったら筋肉をゆっくり伸ばす静的ストレッチを。競技生活が長かったので、このルーティンが体に染み付いています。自然とやってしまいますね。筋肉痛の予防、ケアという意味ではタンパク質と一緒にニンジンやキウイ、アーモンド類など抗酸化作用の高いビタミンA,C,Eを多めに摂るようにしています。スムージーだったり、ジュースにして。結果を出すためには質の高い練習を続けることが大切ですが、そのためには疲労を次の日に残さないことも同じく大切。それはセットで考えるようにしています」。

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フリースベンチレーションフーディ¥21,000、ウーブンショーツ¥16,000、インスピレーションロングタイツ ¥12,000 ※掲載商品の詳細な情報はGoldwinC3fit から。

※この記事は2019/9/6発売『mark』VOL.12 “進化するGoldwin”との連動企画です。

玉澤悠輝

千葉県出身。城西大学4年時に箱根駅伝のエントリーメンバーに入る。日本郵政で実業団ランナーとして4年間活躍。現在は市民ランナーとして楽しみながら、自分の新たな目標を目指して走る。フルマラソンの自己ベストは2時間23分15秒。

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