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カーディオマシンは天候に左右されずに練習ができることは言わずもがな、着地衝撃による脚への負担がロードを走るよりも小さいこともメリットのひとつだ。ゆえに怪我回復後のリハビリにも適しているが、逆に言えばそれ以外で活用しているランナーは意外と少ない。そこで、カーディオマシンの有効的な活用方法を教えてもらった。

「まず、トレッドミルは、自分の走りを客観的に見る手段として用いるのがいいでしょう。走っているところを後ろと横から動画で撮影し、フォームチェックをします。後ろの動画で見るべきポイントは、膝が内側に入っていないか、身体の軸が中心にあるか。横から見るポイントは、腰が落ちていないか、背中が反ったり丸まったりしていないか、腕が前後に振られているか。正しいフォームで走る習慣を身につけることで、怪我のリスクを下げることができます」

では、数こそ少ないがジムに設置されている確率が高いステップミル(踏み台昇降マシン)は?

「ステップミルは片足でスクワットをしている状態に近いので、右脚と左脚の出力差を確認することができます。とくに疲れてきたときに力が入りにくい脚を把握して、左右均等に脚力をつけておくことでレース終盤のここぞというときに粘りを発揮できます。また、ランニング前にハムストリングスや臀部にかけての筋肉を刺激しておくことで、走っている最中もそれらの筋肉を適切に使えるようになる。結果、走力アップに繋がります」

anytimefitness.co.jp/

※2019/9/6発売「mark12 ランニングのすべて」転載記事

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