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ターゲット距離は5000mや10000m

NIKEからまた尖ったランニングシューズが発表された。超軽量スピードモデルの〈Nike ZoomX Streakfly(ナイキ ズームエックス ストリークフライ)〉がそれだ。アッパーのヒール部分には「5K/10K」の文字が刻まれているように、このシューズがターゲットとしているのは5kmや10kmという距離。



これまでこうした距離にも〈Nike Air Zoom Alphafly NEXT%〉や〈Nike ZoomX Vaporfly NEXT%〉を愛用していたアスリートから、「履いていないような軽さ」や「接地感」、「トラックのカーブでのコーナリング」、「アグレッシブなスピード変化」という5000mや10000mで求められる要素を満たすシューズが欲しいという声を受けて開発されたものだという。ではそれらをどう実現しているのか?ポイントごとに見てみよう。

最軽量のランニングシューズ

まずはその重量だ。メンズ26.5cmで172gという圧倒的な軽さを実現している。そのためにアッパーには軽量な特殊メッシュを採用。部位ごとに織の密度が異なり、まるで透けているような部分もある。この透明感がシューズのテクノロジーを視覚的に表現している。NIKEのアイコン〈スウッシュ〉は、アウトラインで表現されているが、これは塗料もできる限り少なくして軽さを追求するためだとか。軽量化への意思を感じるデザインだ。



フルレングスのZoomXフォームと短いプレート

そしてなんといっても特徴的なのが中足部にだけ埋め込まれたプレートだ。逆にいえば前足部にはプレートが入っていない。これはZoomXフォームを最大限に活かすためのレイアウト。前足部からプレートをなくしZoomXフォームがダイレクトに路面を捉えることで、この距離の競技で重要となる「接地感」をしっかり得られる構造になっている。



ジェネラティブデザインによるアウトソールデザイン

アウトソールのトラクションパターンは、あらゆる走者のあらゆる走法に対応できるように、多くのアスリートから得たデータを基にしたジェネラティブデザインによって作られている。これは2年以上にわたり、世界中のアスリートにテストしてもらった成果だ。その中には日本の大学選手や実業団選手も含まれる。



このシューズの活用シーンは?

〈Nike ZoomX Streakfly(ナイキ ズームエックス ストリークフライ)〉の開発に関わったナイキ ランニング フットウェア プロダクト マネージャーのエリオット・ヒースさんは、日本で駅伝を走った経験を持っている。2012年の出雲駅伝では米国アイビーリーグ選抜として1区を走り、なんと大迫傑、村山紘太、設楽啓太に競り勝っている。そのエリオットさんいわく、箱根駅伝のような区間の長いレースではアスリートは引き続き〈Nike Air Zoom Alphafly NEXT%〉や〈Nike ZoomX Vaporfly NEXT%〉を選択するのではないか、ただ出雲駅伝のような短い区間も存在するレースでは〈Nike ZoomX Streakfly(ナイキ ズームX ストリークフライ)〉という選択もあり得ると話す。

また、マラソンやハーフマラソンを走る選手のスピード練習用シューズとしては速く走ることができるし、しっかり足を守ってくれるだろうと語ってくれた。

一方で、ソールの厚さは25mmを超えているため、世界陸連のトラックレースでのシューズ規定内には収まっていない。レース基準を満たすのはあくまでロードレースということになる。もちろん、トラックでの練習シーンでは大いに力を発揮するだろう。

厚底でランニングシューズの歴史を変えたNikeが、今度はZoomXフォームの力を最大限に活かすために、短いプレートと適度な厚みのフォームでスピードシューズの新しいスタンダードを生み出した。ぜひ足を入れてみたい一足だ。

商品名: Nike ZoomX Streakfly / ナイキ ズームエックス ストリークフライ
発売日: 2月発売予定
価格: ¥17,500 + 税
販路: ナイキメンバー限定で発売予定
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